現在良い手相があらわれていないという方は、「言霊」を意識してみてはいかがでしょうか。
手相と言霊は一見関係が無さそうに思われますが、言霊を唱え続けることによって、悪い波動が打ち消され、運気が好転することで、良い手相へと変わっていきます。
今回は中でも、最強の幸運を引き寄せるといわれている、アメノミナカヌシ様の効力とお守りの言霊についてご紹介いたします。
アメノミナカヌシ様とは
天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)とは、古事記の中で一番最初に登場する神様で、日本神話における天地開闢の際に登場したとされています。
なお、天地開闢とは、天と地が分離し、この世が初めて誕生したときのことです。
アメノミナカヌシノカミは、この世に最初に出現したことから、天の中央に存在して支配する神とされている一方、古事記、日本書紀ともに、その名前は記載されているにも関わらず、神話や伝承に関する記述は非常に少ないことから、中国の思想の影響を受けて作られた神であるとする説や、倫理的な要素が全くないので中国の思想の影響を受けたとは考え難いとする説など、研究者によって解釈や論説が分かれる存在となっています。
ですが大半の考察としては、実際に信仰されていた神ではなく、概念的に作られた神であり、至高の存在として名だけが残った神のひとつであると考えられているようです。
また、現代では、熊本県の八代神社、千葉県の千葉神社、埼玉県の秩父神社、東京都の東京大神宮、長野県の四柱神社、島根県の彌久賀神社など、数多くの社で、アメノミナカヌシノカミが祀られており、
出雲大社では御客座五神の一柱として本殿に祀られています。
ちなみに一柱とは神様の数え方の単位で、人間は一人、二人と数えますが、神様は一柱、二柱と数えます。
このように諸説あるアメノミナカヌシノカミが、アメノミナカヌシ様と呼ばれ、広く知れ渡るようになったのは、『銀座まるかん』の創設者で、著者としても有名な実業家、斎藤一人氏によって提唱されたスピリチュアル論の影響が大きいようです。
斎藤一人氏のスピリチュアル論
斎藤一人氏が提唱しているスピリチュアル論とは、アメノミナカヌシノカミに思いを馳せながら「アメノミナカヌシ様、お助けいただきまして、ありがとうございます」と心の中で唱えると、さまざまな幸福や、奇跡のような出来事がもたらされるというものです。
具体的にいうと、神様は『外神様』と『内神様』の2種類に分けられており、外神様がこの世を創造した絶対神であるのに対し、内神様は人間の中に存在する神様とされています。
そしてアメノミナカヌシ様は、人間ひとりひとりに『分け御霊』という内神様を与えたため、人間が「アメノミナカヌシ様、お助けいただきましてありがとうございます」と心の中で唱えることにより、その人間の内神様がこの言葉をキャッチして、アメノミナカヌシ様にコンタクトをとってくれるのだそうです。
その結果、内神様とアメノミナカヌシ様との間で「どのようにしてこの人間を救うか」という相談がなされ、結論が出ると、最善のタイミングで救いの手を差し伸べてくれるとされています。
これが事実であれば、努力や苦労をせず、ただ言葉を唱えるだけで、人生が好転するといえるでしょう。
そして実際に「アメノミナカヌシ様、お助けいただきましてありがとうございます」と唱えることによって、経済的に困窮している状況で宝くじを購入し1等が当選した人、大失恋の後で理想の男性と出会い結婚した人、車が大破するほどの大事故に遭っても無傷で済んだ人など、救われた人たちが続出しているようです。
アメノミナカヌシ様から助けてもらうには
アメノミナカヌシ様の効果を授かるには、アメノミナカヌシ様という絶対神の存在と力を強く信じ、「アメノミナカヌシ様、お助けいただきましてありがとうございます」と日常的に唱えることです。
斎藤一人氏の説では心の中で唱えるだけでよいとされていますが、実際にアメノミナカヌシ様の効力を体感した人たちは、常日頃から癖になるほど口頭で唱えている人が多く、アメノミナカヌシ様への感謝の念を抱き続けながら生活をしています。
中には毎日100回唱える人や、時間があればひたすら唱える人もいらっしゃるようです。
一方で、大切なのは回数ではなく心を込めて唱えることととし、1日に10回ゆっくり唱えるという人もいらっしゃいます。
このように、人によって唱える回数や唱え方はそれぞれですが、日々アメノミナカヌシ様の存在と力を意識することが重要といえるでしょう。
まとめ
『苦しい時の神頼み』という諺があるように、どれだけ努力をしても自分ではどうにもならない物事に直面した際には、神様に助けを求めるしかないのかもしれません。
特にアメノミナカヌシ様に助けを求める方法は、お金も時間もかけず、誰にでもすぐに実践できるので、『信じるものは救われる』の精神で、たった今から唱えてみてはいかがでしょうか。