みなさんは『ファティマの目』という手相をご存知でしょうか?
ファティマの目は、別名『聡明紋』とも呼ばれており、実際には一度も見たことがない占い師さんもいるほど、極めて珍しい手相です。
今回はファティマの目について詳しくご紹介しましょう。
Contents
ファティマの目の位置と判断基準
ファティマの目は、手のひらの中央あたりに目のような形があらわれる相のことです。
小指の下から人差し指や親指に向かって手のひらを横切るように伸びる感情線の下や、親指と人差し指のつけ根の間から手のひらを横切るように伸びる頭脳線の下あたりにあらわれるものを指します。
目の輪郭の中に黒目をあらわす2本の縦線がある場合とない場合があり、ある場合は、手のひらの中央からズレた位置にあってもファティマの目として見なされるようです。
ない場合は、手のひらの中央あたりにあることが必須とされています。
黒目をあらわす縦線が1本だけの場合は、これからファティマの目になっていく可能性が高いでしょう。
ファティマの目の基本的な意味
ファティマの目があらわれている人は、とてつもなく優れた直観力を持っています。
頭で考えて理解するのではなく、肌で感じて理解するため、人の真意や物事の真意を瞬時に見抜くことができるでしょう。
また、人の痛みをよく理解できるだけでなく、人を癒す力があり、子宝にも恵まれやすいようです。
スピリチュアルな分野に関心を持つ傾向も強く、実際に邪気や邪念といったマイナスの力から身を守る力を備えているので、対人トラブルは自ずと回避できるでしょう。
基本的には吉相とされており、聡明な人にあらわれる相となりますが、目の輪郭を象る線によっては、特に健康面への警告を示唆する凶相となることもあります。
右手と左手の違い
右手にファティマの目があらわれている場合は、社会的なことに関する吉相となります。
仕事運や財運、人気運などに対し、ファティマの目の効力があらわれるため、仕事で成功して大金を得たり、たくさんの人から支持を得て地位や名誉を確立することが考えられるでしょう。
一方で、左手にファティマの目があらわれている場合は、個人的なことに関する吉相となります。
恋愛運や結婚運を始めとする対人運、または健康や趣味事などに対し、ファティマの目の効力があらわれるため、結婚して円満な家庭を築いたり、たくさんの子宝や友人に恵まれたり、趣味が仕事になるといった可能性もあるでしょう。
感情線と頭脳線によって目の輪郭が形成されている
二股に分かれた感情線と、二股に分かれた頭脳線によって、目の輪郭が象られている場合は、感情と頭脳の調和がとれていることを意味しているため、世渡り上手な才能を発揮するでしょう。
また、薬指のつけ根下あたりに縦に伸びる太陽線と、手首から中指に向かって手のひらの中央を縦断するようにまっすぐ伸びる運命線によって
黒目をあらわす2本の縦線が形成されている場合は、クリエイティブな世界や、言語にまるわる分野での成功を意味しています。
金運や対人運もよいので、貯蓄を増やしたり、友好な人間関係を築くことができるでしょう。
頭脳線のみで目の輪郭が形成されている
二股に分かれた頭脳線や、二重頭脳線と呼ばれる2本の頭脳線の変形によって、目の輪郭が象られている場合は、論理的思考と創造的思考、双方を使いこなせる能力を意味しているため、マルチな才能を発揮するでしょう。
また、二股に分かれた運命線によって、黒目をあらわす2本の縦線が形成されている場合は、マルチな才能に加え、新しい取り組みや挑戦が幸運の鍵となることを意味しています。
たとえば今の仕事を継続したまま、新たに副業を始めたり、新しい趣味を持ったり、結婚して家庭を持つなど、複数の行いをすることによって成功をおさめるでしょう。
ただし、1本の頭脳線が途中で膨らむようにして目の輪郭が形成されている場合は、ファティマの目ではなく、頭脳線上の島紋として見なされるため、見極めに注意が必要です。
まとめ
くっきりと目の形に見えるほど効果が強いとされるファティマの目は、意味のある主線の交差によって象られることが大半とされています。
一見すると気づかないことも多いので、じっくり探してみると見つかるかもしれません。