人の能力を計る検査方式は、IQ、EQ、DQ、AQ、SQ、CQなど、実にさまざまな種類があります。
特に、知力を計るIQテストや、対人能力を計るEQテストは有名なので、受けたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかしながら人間の力は、数値で計れる能力だけではありません。
今回は不思議なチカラを持つ人の手相を8つご紹介しましょう。
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太陽線が月丘から伸びている
『太陽線』とは、『太陽丘』と呼ばれる薬指のつけ根下のエリアに向かって伸びる縦線のことで、『月丘』とは、小指側の手首から上の膨らんでいるエリアのことです。
この月丘から太陽線が伸びている場合は、芸術や芸能の世界で活躍する才能があることを意味しています。
人を惹きつける特別な魅力が自然と備わっているので、人気商売に向いているでしょう。
運が強い手相なので、人からの引き立てや援助によって成功するとされています。
また、想像力や空想力を活かすことで成功することもあるようです。
頭脳線から上向きの支線が複数伸びている
『頭脳線』とは、親指と人差し指のつけ根の間から手のひらを横切るように伸びる線のことで、『支線』とは、1本の線の途中から枝分かれして伸びる短い線のことです。
頭脳線から上向きの支線が複数あらわれている場合は、常にポジティブ思考であることを意味しています。
何事も前向きにとらえ、仮に失敗しても挫けることなく別の方法で挑戦する気概があるので、最終的には成功をつかみやすいでしょう。
上向きの支線が多ければ多いほど、頭が良く、知識量が多い傾向にあるようです。
また、支線が『水星丘』と呼ばれる小指のつけ根下のエリアに向かって伸びている場合は、コミュニケーション能力を発揮したり、知能を駆使して仕事で成功することを意味しており、支線が『太陽丘』に向かって伸びている場合は、知識を活かして大金を得たり、人気者になることを意味しています。
神秘十字線があらわれている
『神秘十字線』とは、小指の下側から人差し指や親指に向かって手のひらを横切るように伸びる『感情線』と、『頭脳線』の間に、十字型の線があらわれる相のことです。
位置としては中指の下方、手のひらの中心付近にあらわれていることが見極めのポイントになります。
この神秘十字線があらわれている場合は、霊感があることを意味しているため、目には見えない存在や、神秘的な現象を感じ取るなど、科学で証明できない力があるようです。
また、ご先祖様からの加護があることから、強運と幸運に恵まれており、神仏を深く信仰するなど、宗教との縁が深い人にあらわれることもあるでしょう。
頭脳線が手首付近まで長く伸びている
『頭脳線』が長く斜めに下がり、手首付近まで伸びている場合は、直感力やインスピレーションに長けていることを意味しています。
オカルトやスピリチュアルな世界に興味を持つ傾向が強く、実際にそうした分野で活躍する人も多いようです。
とはいえ、物事の本質を見抜く力や先を読む力を兼ね備えているため、幅広い分野での活躍が期待できるでしょう。
基本的にはとても思慮深く、何事においてもじっくりと考えてから結論を出すタイプなので、行動するまでに時間がかかることが多いとされていますが、下手にあれこれと考えず、自身の直感を信じて行動に移すようにすると、成功をつかみやすくなるでしょう。
寵愛線があらわれている
『寵愛線』とは、『月丘』から『運命線』に向かって斜め上に伸びる線のことで、『運命線』とは、手首から中指に向かって手のひらの中央を縦断するようにまっすぐ伸びる線のことです。
この寵愛線があらわれている場合は、自分を愛してくれる人や支えてくれる人たちに恵まれることを意味しています。
女性的な魅力があるので、特に男性を惹きつける力に優れているといえますが、性別や年齢を問わず、誰からも好かれる傾向にあるため、積極的に人との出会いを増やすことで、より多くの人に愛されるでしょう。
また、寵愛線は、運命線に達している場合と達していない場合があり、どちらの相も寵愛線と認められるようですが、前者の場合は、寵愛線の効果がもたらされる時期を、運命線と合流している位置によって読み取ることができます。
手のひらの中心を40歳前後、手首あたりを100歳前後として、合流している地点をチェックしてみてください。
ライバル線があらわれている
『ライバル線』とは、小指の下から人差し指や親指に向かって手のひらを横切るように伸びる『感情線』の下に2cmほどの長さでまっすぐ伸びる線のことです。
位置としては『感情線』と『頭脳線』の間で、小指側の側面から伸びていることが見極めのポイントになります。
このライバル線があらわれている場合は、競争社会で活躍する能力があることを意味しているため、現代社会において、最も結果を出しやすいタイプといえるでしょう。
闘争心に火がつくことで能力がより開花し、実力をつけながら成長することができるので、良きライバルや目標とする人物を作ることが、成功への近道となるようです。
正義感と忍耐力が強く、自分でやると決めたことは絶対にやる反面、やりたくないことは絶対にやらないので、環境や相手によっては、反抗的、頑固者という印象を与えることもありますが、いたずらに反抗的な態度を取るのではなく、反骨心を持って物事に取り組むと、良い成果を上げるでしょう。
また、この相は右手と左手で意味が少し異なり、左手だけにあらわれている場合は、元来ライバルがいることによって力を発揮するサインとなりますが、右手だけにあらわれている場合は、現状ライバルがいる可能性と同時、ライバル視してくる人が周囲にいるサインとなるようです。
なお、これは右利きの人の場合なので、左利きの人はこの逆で読み解いてみてください。
金星環があらわれている
『金星環』とは、人差し指と中指の間から薬指と小指の間を繋ぐように弧を描いて伸びる線で、別名『金星帯』『エロス線』『ヴィーナス線』とも呼ばれている相です。
この金星帯があらわれている場合は、感受性が極めて強いことを意味しています。
場の空気を読んだり、人の気持ちを察する力に長けており、コミュニケーション能力も高いので、良好な人間関係を築くことができるでしょう。
人の言動に敏感なことから精神的に疲れやすく、病んでしまう傾向にありますが、そうした繊細さを活かすことによって、芸術の分野で大成する可能性もあります。
直感力や美的センスにも恵まれているので、クリエイティブな世界に向いているようです。
金星丘に縦線と横線が複数あらわれている
『金星丘』とは、親指のつけ根下の膨らんでいるエリアのことです。
この金星丘に、縦線と横線が同じくらいの数でたくさんあらわれて網目のようになっている場合は、情にあつく、極めて愛情深いことを意味しています。
基本的には思いやりに溢れ、たくさんの人にたくさんの愛情を注ぐとされていますが、実際には、ひとりの人に深い愛情を注ぐタイプと、いろいろな人に愛情を注ぐタイプに分かれるようです。
どちらにしても情熱的で、自身の愛情を惜しみなく相手に注ぐでしょう。
また、網目が大きい場合は、細かいことを気にしない大らかなタイプとされており、網目が小さい場合は、気配りができる細やかなタイプとされています。
まとめ
特に何もしていないのに人に好かれる、特に根拠はないのに前向きでいられる、特に何も考えていないのに人の気持ちが分かるなど、これらはまさに不思議なチカラといえるでしょう。
今回ご紹介した手相があらわれていた人は、そのチカラを大切にしながら、人生に役立ててみてください。