テンプル線
テンプル線とは、2本の縦線の上に1本の横線が伸びている相のことを指します。
鳥居のように見えることから『神殿』や『寺院』を意味するテンプルと呼ばれていますが、実際の鳥居から模されている神社の地図記号は、縦線横線ともに2本あり、縦線が1番上の横線からはみ出していないのに対し、テンプル線は、縦線が2本で横線が1本であることと、2本の縦線が1本の横線からはみ出しているのが特徴です。
ただし、単体であらわれていることは非常に稀で、別の線を支える形であらわれるものをテンプル線と見なすなど、手相鑑定士によって見解の違いがあります。
また、まっすぐではなく、斜めにあらわれることも多いとされていますが、どの場合においても、はっきりとした美しい形状であらわれることが必須条件のようです。
このテンプル線は、地丘にあらわれるとされています。
地丘とは、別名『冥王星国』とも呼ばれており、限りなく手首に近い手のひらの下方中央部のエリアのことです。
テンプル線があらわれている人は、ご先祖様からの恩恵を強く受けることを意味しています。
生まれたときからご先祖様との縁が深いため、代々受け継がれている土地、家屋、または家業を継承したり、地主となって家系を繁栄させていく人に見られるようです。
かなりの幸運と強運を示す相で、霊感が強い人も多いとされています。