みなさんは、ストレスが溜まっていると感じたことはありますか?
一説によるとストレスは、溜まっていると感じているときはまだ大丈夫なサインとされ、むしろ溜まっている実感がないときほど、ストレスが蓄積されて危険なサインとされています。
しかしそうなると、ストレスがあるかないか知りようがないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は知らず知らずのあいだに溜まっている疲労やストレスは、手相で見ることができるんです。
今回はがんばりすぎな人にあらわれる手相を5つご紹介しましょう。
月丘に放縦線があらわれている
月丘とは、小指側の手首から上の膨らんでいるエリアのことで、放縦線とは、月丘から生命線に向かって真横や斜めに伸びる線のことです。
月丘に放縦線があらわれている人は、肉体的な疲労がピークに達していることを意味しています。
仕事に注力するあまり睡眠時間を削っていたり、身体が辛いと感じていてもまだ大丈夫と頑張っていたりすることで、身体にかなりの負荷がかかっており、過労状態にあるといえるでしょう。
早急に身体を休める必要があるので、有給を使ってでも、休養することをお勧めします。
この放縦線は、身体的な疲れが相当溜まらなければあらわれない線なので、あらわれているときにはすでに、かなりの疲労やストレスが溜まっていることが考えられます。
放縦線がくっきりと濃くあらわていたり、生命線の近くまで伸びている場合は、さらに注意してください。
マッサージや温泉に行ったり、栄養のある食事をとるなど、身体を労り癒すことを第一に行動しましょう。
ストレス線が6本以上あらわれている
金星丘に複数本あらわれる長めの横線のことを、ストレス線といいます。
金星丘とは、親指のつけ根下の膨らんでいるエリアのことで、この金星丘から生命線を横断するようにして手のひらの真ん中に向かっているのが特徴です。
このストレス線が6本以上あらわれている人は、精神的な疲労がピークに達していることを意味しています。
対人関係で我慢をしすぎてしまい、精神的に参っている状態といえるでしょう。
このままでは大きな病気になりかねないため、いったん我慢するのをやめ、好きなことをしてストレスを発散したり、自然や動物に癒されるなどして、休息をとることが大切です。
二重生命線があり、金星丘がへこんでいる
二重生命線とは、親指と人差し指の間から手首に向かって弧を描くように伸びる生命線に沿って、もう一本の線が伸びている相のことです。
この二重生命線がある人は、気力体力が普通の人の2倍あることから、自分で思っている以上に頑張りすぎてしまう傾向にあります。
逆にいうと、頑張れるだけの気力体力を兼ね備えているのですが、金星丘がへこんでいる場合は、頑張りすぎであることを意味しており、エネルギー切れになっていることが考えられるため、何よりもゆっくり休養をとることが大切です。
とにかくゆっくり睡眠をとるだけでも、疲労はだいぶ回復します。
まだまだ頑張りたい、働きたい、と気力が勝る可能性がありますが、今は身体を休めることを優先させましょう。
頭脳線に島紋があらわれている
頭脳線とは、親指と人差し指のつけ根の間から手のひらを横切るように伸びる線のことです。
そして島紋とは、輪っかのように丸い円形や楕円形を描く線のことで、俗に『島』と呼ばれています。
頭脳線の途中に島紋があらわれている場合は、仕事や趣味に対するストレスが溜まっているサインです。
今務めている仕事や、取り組んでいる趣味に対し、過度な不満を抱えて耐えていることから、そのストレスが爆発寸前の状態になっていると考えられます。
自分が本当にやりたいことや、心から楽しんで熱中できることを見つけ、やりたくないことは思いきってやめてしまうことが、ストレスをなくす一番の近道といえるでしょう。
爪にダメージがある
最後は趣向を変え、手のひらではなく、爪を見てみてください。
爪の表面が全体的にへこんでいたり、部分的にへこんでいる場合は、心身ともに負荷がかかっていることを意味しています。
身体を酷使していたり、周囲に合わせて無理に笑っていたり、日々の頑張りや我慢がストレスとなって蓄積されている可能性が高いです。
このままでは身体も心も疲弊していく一方なので、横になってゆっくりしたり、好きな音楽を聴いたり、映画やドラマを見るなどして、肉体的にも精神的にもリフレッシュする必要があるでしょう。
ただし、常にネイルをされている方は、その影響で爪にダメージが生じている可能性もあるので、この限りではありません。
まとめ
頑張ることは素晴らしいことですが、頑張りすぎると身体や心のバランスを崩し、自分自身だけでなく、周囲の人たちも辛い思いをすることになります。
どうしても頑張ることをやめられない人は『休むことを頑張る』と思って、一時的にでも穏やかな時間を過ごしてください。