突然ですがみなさんは、短気なタイプですか? 気長なタイプですか?
中には、自分が思っているタイプと、周囲からいわれるタイプが違う、という人もいるかもしれません。
実は手相占いには忍耐力を示す相があるため、この相を紐解くことで、短気か気長かを知ることができるんです。
今回は、気の長さがわかる手相についてご紹介しましょう。
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気の長さがわかる手相の見方
手相占いでは、先天的な運勢は利き手と逆の手にあらわれ、後天的な運勢は利き手にあらわれるとされているため、右利きの人の場合は、これまで生きてきた過程で培われた性質が右手、生まれつき持っている性質が左手にあらわれます。
左利きの人の場合はこの逆となるため、必要に応じて、見る手を選んでください。
正直者で我慢が苦手な短気タイプ
これから4つの手相をご紹介します。
4つの相のうち、どれかひとつでもあらわれている人は、正直者で我慢が苦手な短気タイプです。
①親指と人差し指のつけ根の間から手のひらを横切るように伸びる頭脳線の始点が、生命線よりも下から伸びている
生命線とは、親指と人差し指の間から手首に向かって弧を描くように伸びる線のことです。
②小指の下から人差し指や親指に向かって手のひらを横切るように伸びる感情線が、点線状になって乱れている
③短気線があらわれている
短気線とは、親指のつけ根のすぐ上辺りから、生命線に向かって斜めに伸びる短い線のことです。
④短気線が生命線や頭脳線を越えて伸びている
このタイプの人は、感情を抑えることが苦手といえます。
まっすぐな性格ともいえますが、思ったことをそのまま口にするため、人を喜ばせることがある反面、傷つけて悲しませることもあるでしょう。
ストレートに表現するので、初対面の人からは苦手意識を持たれることも少なくないかもしれません。
自分の心に忠実な分、裏表はありませんが、一度怒りを覚えると発散するまで気が済まない傾向があります。
特に④の短気線が生命線や頭脳線を越えて伸びている場合は、かなりの激情型で怒りの沸点が低いため、少しずつでも忍耐力を養うことが重要です。
自らの思考の速さを他者にも求める短気タイプ
これから3つの手相をご紹介します。
3つの相のうち、どれかひとつでもあらわれている人は、自らの思考の速さを他者にも求める短気タイプです。
①頭脳線が短く伸びており、中指と薬指の間の下まで達していない
②感情線が短く伸びており、中指の下まで達していない
③結婚線が上向きに伸びていてかなり短い
結婚線とは、小指のつけ根下に伸びる横線のことです。
このタイプの人は、非常に賢く頭の回転が速いといえます。
それだけに、他の人たちの思考速度がとても遅く感じてしまい、イライラするようです。
“自分は僅かな時間でこれだけのことができているのに、どうしてあなたは長い時間をかけてこれっぽっちしかできないの?”
といった風に、自分と同じペースを人にも求めるため、時に誰かを追い詰めてしまう危険性があります。
人には得手不得手があり、ペースもさまざまであることを肝に銘じ、思考速度や行動力の速さだけで人の良し悪しを測らないように注意しましょう。
また、③の結婚線が上向きに伸びていてかなり短い場合は、結婚を急かしがちで、恋人を追い込んでしまうことが考えられるので、まずは相手のペースを尊重し、結婚について話し合いをするときは、穏やかに話すことを意識してみてください。
ひとつの物事に留まれない短気タイプ
これから2つの手相をご紹介します。
2つの相のうち、どちらかひとつでもあらわれている人は、ひとつの物事に留まれない短気タイプです。
①手首から中指に向かって手のひらの中央を縦断するようにまっすぐ伸びる運命線が点線状になってあらわれている
②運命線が乱れて、無数の支線があらわれている
支線とは、1本の線の途中から枝分かれして伸びる短い線のことです。
このタイプの人は、堪え性がないといえます。
“もう少し頑張ってみよう”“我慢して続けよう”といった思考がなく、
とにかく生きやすいと思えるほうへ進もうとするため、嫌なことがあればすぐに投げ出すようです。
このため、仕事、趣味、人間関係、場合によっては住む場所なども移り変わりが早く、
周囲からは、人や物に対する愛着がないと思われることも多いでしょう。
見方を変えると、柔軟性や適応能力に長けていることになるので、1人でもたくましく生きていけるタイプといえます。
穏やかで自己主張をしない気長タイプ
これから4つの手相をご紹介します。
4つの相のうち、どれかひとつでもあらわれている人は、穏やかで自己主張をしない気長タイプです。
①生命線が手首に達するほど長い
②頭脳線が長く、中指と薬指の間を越えている
③長い頭脳線が大きくカーブするように伸びて、手首に達している
④感情線の終点が指のつけ根からかなり離れた距離にある
このタイプの人は、温厚な平和主義といえます。
誰にでも優しく接し、いつもニコニコとしているので、周囲から好かれ、癒し系と称されることも多いです。
嫌なことがあっても表に出さず、傷ついていないフリをして諍いを避けるため、かなりの忍耐力を持っています。
その反面、ストレスは溜まっていく一方になるので、もう少しだけでも自己主張するとよいでしょう。
あくまでも“自分はこう思っている”と、真意を伝えるだけであれば、攻撃にはなりません。
空気を読みすぎると精神的に疲弊してしまうので、やんわりと本心を伝えるようにしていくことが大切です。
忍耐力が極めて強い気長タイプ
これから3つの手相をご紹介します。
3つの相のうち、どれかひとつでもあらわれている人は、忍耐力が極めて強い気長タイプです。
①太陽線が手のひらの中央からあらわれて斜めに伸びている
太陽線とは、薬指のつけ根下あたりに伸びる縦線のことです。
②太陽線を支えるように伸びる斜線があらわれており、右手であれば「入」、左手であれば「人」の字のようになっている
③覇王線があらわれている
②覇王線とは、小指のつけ根下から手のひらの中央に向かって伸びる財運線と、薬指のつけ根下から手のひらの中央に向かって伸びる金運線が、手のひらの中央を縦断する運命線と繋がり、途中から一本の線となって三叉槍のような形になっている相のことです。
このタイプの人は、かなりの努力家といえます。
どれだけ辛いことがあっても、心が折れそうになっても、最後まで挫けず、高い目標に向かって前向きに頑張るようです。
頑張り続ける分だけ苦労も多くなりますが、最終的には必ず夢を叶えることができます。
ただし、前向きな気持ちに身体がついていかなくなることがあるので、体調を崩したときはきちんと休養をとってください。
努力を重ねて前進し続けることは素晴らしいことですが、時には休み、心身共に労わることこそが、成功の条件であることを忘れないようにしましょう。
慎重でミスの少ない気長タイプ
これから3つの手相をご紹介します。
3つの相のうち、どれかひとつでもあらわれている人は、慎重でミスの少ない気長タイプです。
①頭脳線が生命線の途中からあらわれて月丘に向かって伸びている
月丘とは、小指側の手首から上の膨らんでいるエリアのことです。
②太陽線が短く、複数あらわれている
③財運線が2本あらわれており、1本は小指と薬指の間、もう1本は小指のつけ根下に向かって伸びている
このタイプの人は、とても思慮深いといえます。
時間をかけて物事を吟味し、細かい物事についてもじっくりと考えることができるようです。
また、ミスを想定してリスクを回避する能力に長けているだけでなく、あらゆる可能性を見出すポジティブ思考も持ち合わせています。
このため、職場やチームの参謀役として、多くの人の支持を得られるでしょう。
ただし、人生には考えるよりも先に行動したほうがよい局面が必ずあり、常に考えすぎることで、チャンスを逃す回数も増えていくので、本能的な直感が動いたときには“まず考えよう”といういつもの行動パターンを脱し、思いのままに飛び込んでみましょう。
今まで逃がしていたチャンスをつかむ可能性が一気に広がります。
まとめ
みなさんの手のひらに、短気と気長をあらわす手相は見つかりましたでしょうか。
『短気は損気』といいますが、『一長一短』というように、人にはそれぞれ長所と短所があるので、短気な人も気長な人も、プラスな面を伸ばし、マイナスな面を抑えるように努めてみてください。