みなさんは『うずまき紋』という手相を聞いたことがあるでしょうか。
手相鑑定士によってさまざまな解釈がなされるうずまき紋は、滅多にお目にかかれないとされる非常にレアな手相なんです。
今回はうずまき紋について詳しくご紹介しましょう。
うずまき紋の基本的な意味
うずまき紋とは、掌線と呼ばれる手のひらの線がぐるぐるとした渦巻き状になっている相のことです。
うずまき紋があらわれている人は、長年の苦労の末に名声や財を得るとされています。
幼少期や青年期は苦労する傾向にありますが、中年期以降は運勢が上昇していくと同時に、長寿の傾向もあることから、大器晩成型の大吉相といえるでしょう。
ただし、渦巻きが下向きになっている場合は、悪事をしでかす可能性を示す凶相となるため、特にお金に関わる悪事を働かないよう注意してください。
渦巻が上向きになっている場合は、偉業を成し遂げる可能性があるので、人との出会いを大切にし、より多くの人と接するように努めることで成功をおさめるでしょう。
うずまき紋の見方
うずまき紋の見方に関しては東洋と西洋で違いがあります。
手のひらのどこかに渦巻き状の相があらわれていた場合、西洋手相学では『掌紋』と呼ばれ、文字通り手のひらの指紋を見て占われますが、東洋手相学では『うずまき紋』『聖寿紋』と呼ばれ、手のひらの指紋とは別物とされているため、仮に渦巻き状の相があらわれていても、それが指紋か掌線かを見極める必要があることから、うずまき紋の判定は極めて難しいといえるでしょう。
また、うずまき紋があらわれる位置に決まりはありませんが、太陽丘と呼ばれる薬指のつけ根下の領域や、月丘と呼ばれる小指側の手首から上の膨らんでいる領域にあらわれることが多いようです。
ただし、綺麗な渦を巻いたうずまき紋がハッキリとあらわれるのは、1万人に1人、または10万人に1人ともいわれているので、明確にうずまき紋とわかる相を持つ人は、とても希少といえるでしょう。
うずまき紋が月丘にあらわれている場合
月丘にうずまき紋があらわれている人は、発想力や創造性に優れています。
人にはないアイディアを思いついたり、浮かんだアイディアを表現したり形にする才能があるので、作品を制作する仕事や、作品を表現する仕事など、芸術的なセンスを必要とするクリエイティブな分野で、能力を発揮するでしょう。
また、直感が鋭く、霊感が強い傾向もあるので、スピリチュアルな分野で活躍する可能性もあるようです。
うずまき紋が太陽丘にあらわれている場合
太陽丘にうずまき紋があらわれている人は、たくさんの人たちを惹きつける魅力を持っています。
慢心せず自分の能力や容姿を磨いたり、技術を学んで習得するなど、こつこつと努力を積み重ねることで、周囲から徐々に認められるようになり、最終的には多くの人から注目を集める存在となるでしょう。
芸能関係など、人前に出るような華やかな職種につくことで、能力が開花し、大きな成功をおさめます。
ただし、成功までには時間がかかるため、長期戦の心構えで、向上心を保ち続けることが大切です。
うずまき紋が木星丘にあらわれている場合
木星丘とは、人差し指のつけ根下の領域のことです。
この木星丘にうずまき紋があらわれている人は、長命なので健やかに楽しい老後を送ることができます。
過去に苦労をした分だけ長寿の傾向は強まり、100歳以上生きることも充分に考えられでしょう。
将来の目標に向かって頑張っている人でこの相があらわれている場合は、必ず実を結ぶことを意味しているので、辛い時期があっても挫けずに、前進し続けることが大切です。
まとめ
うずまき紋は見分けが難しいだけでなく、小さくあらわれている場合には見逃しやすくもあり、判定の仕方も手相鑑定士によって異なりますが、成功や長寿を示す大吉相であることに変わりはありません。
渦巻き状の掌線がある方は、一度鑑定してもらうとよいでしょう。