『頭脳線』とは、親指と人差し指のつけ根の間から手のひらを横切るように伸びる線のことです。
この頭脳線は、思考力、判断力、集中力、創造性などを示す相であることから、伸び方によって、その人の才能を知ることができるとされています。
そこで今回は、頭脳線でわかる適職を、4つのタイプ別にご紹介していきましょう。
頭脳線がまっすぐ横に伸びている
『頭脳線』がまっすぐ横に伸びている人は、公職タイプです。
真面目な性格で、責任感がとても強いため、会社や組織の中に属して働くと、大いに活躍するでしょう。
たとえプレッシャーを感じるような大きな役割を与えられても、最後まで任務を遂行することができるはずです。
倫理に背いたり、輪を乱すような生き方は好まず、確実に地に足をつけた生き方を好むため、議員や公務員に向いています。
この相を持つ人は、責任のある仕事に就くほど、大成する可能性が高くなり、人望も集めやすくなるでしょう。
頭脳線が緩やかにカーブしている
『頭脳線』が緩やかにカーブしている人は、管理職タイプです。
コミュニケーション能力が高く、バランス感覚に優れているため、人を諭したり、人を動かすポジションに就くと、大いに活躍するでしょう。
人をコントロールする力があり、人間関係を円滑にすることができるので、マネージメントやサポートなど、人を手助けする職業に向いています。
いろいろな人との交流を重ねることで、人脈が広がるだけでなく、人間性が磨かれていくため、たくさんの人たちから信頼を得られるようになるでしょう。
頭脳線がカーブして丸みを帯びている
『頭脳線』がカーブして全体的に丸みを帯びている人は、研究職タイプです。
強い探求心と、抜群の集中力を兼ね備えているため、一つの物事に没頭すると、とてつもない成果を上げるでしょう。
好きなことや興味のあることは、とことんまで掘り下げる気質なので、専門家、研究者などに向いています。
ただし、この相を持つ人は、人生をのんびりマイペースに過ごしたいと考える傾向にあるため、持ち前の才能を活かすには、環境が重要といえるようです。
マニアックな道を貫き通すことで、大成する可能性が高くなります。
頭脳線が手首に向かって急降下している
『頭脳線』が手首に向かって急下降している人は、クリエイタータイプです。
一般の人とはかけ離れた独創性と創造性を兼ね備えているため、自身の世界観を活かすことで、大いに活躍するでしょう。
作家、デザイナー、アーティストなどに向いています。
しかしながら、この相を持つ人は大器晩成型の傾向があり、落ち込みやすい面もあるため、成功するまでひたむきに頑張れるかどうかが重要といえるようです。
ネガティブな感情を表現や創作に落とし込む力があるので、落ち込みやすい気質がプラスとなる場合もありますが、落ち込みすぎて生活に支障が出たり、健康を害することのないよう注意してください。
まとめ
『頭脳線』は、その人の適職を示してくれる重要な線ですが、手相の適職と自分のなりたい職種が違っていたとしても気にすることはありません。
手相は日々変わっていくものなので、あくまでも今の自分を見るための参考として捉えるとよいでしょう。