みなさんの手のひらにある線の中に、鎖状になっている線はあるでしょうか。
鎖状とは、細かい円や楕円がいくつも連なるようにしてチェーンのようになっている相のことで、どの線が鎖状になっているかで意味が異なりますが、
基本的には運気の低迷を意味する凶相であることが多いとされています。
今回は警告を示す鎖状の手相を5つご紹介しましょう。
生命線が鎖状になっている
親指と人差し指の間から手首に向かって弧を描くように伸びる生命線が鎖状になっている場合は、生命力が低下していることを意味しています。
病気や怪我が多くなったり、心身共に疲弊している状態であることが考えられるでしょう。
気力も落ちているため、何事に対しても積極性に欠け、集中力もなくなるようです。
このため、仕事面では成果を上げられず評価を落とすことになったり、恋愛面でも消極的になるのでうまくいかなくなる傾向にあります。
心労が原因で体力が落ちていく可能性もあるので、ストレスを発散したり、基礎体力をつけることで、鎖は徐々になくなっていくでしょう。
また、生命線の一部が鎖状になっている場合も、健康面での不調を意味しており、身体の無理がきかなくなったり、疲れやすくなることが考えられますが、病気や怪我が多くても大事には至らないとされています。
部分的に鎖状になっている場合は、特定の時期だけに、生命力が不調な状態となるため、人差し指と中指の間から垂直に線を下ろし、生命線と交差する辺りを20歳として、これらの運気が訪れる時期を読み取ってみてください。
感情線が鎖状になっている
小指の下から人差し指や親指に向かって手のひらを横切るように伸びる感情線が鎖状になっている場合は、人一倍繊細で、傷つきやすいことを意味しています。
責任感が強い分、悩みを一人で抱え込みがちで、感情に左右されることも多いようです。
気分の浮き沈みが激しいため、人からの信頼を得られなかったり、そうした対人関係で深く傷つき、挫けやすくなることも考えられます。
しかしながらこの相がある人は、愛情深く、女性的な面が強いので、モテる傾向が強いです。
部分的に鎖状になっている場合は、特定の時期だけに、傷つきやすくなると同時モテるようになるため、薬指の下方を30歳として、これらの運気が訪れる時期を読み取ってみてください。
また、傷つきやすくなるくらいなら別にモテなくてもよいという場合は、信頼できる人に悩みを相談するようにしたり、感情的になったときには、まずその感情を認めた上でいったん整理するなど、感情をコントロールできるよう努めることで、鎖は徐々になくなっていくでしょう。
頭脳線が鎖状になっている
親指と人差し指のつけ根の間から手のひらを横切るように伸びる頭脳線が鎖状になっている場合は、情緒不安定になることを意味しています。
何事に対しても神経質となり、ネガティブな考え方になるようです。
自信を喪失している状態でもあり、過去の失敗にとらわれてくよくよしたり、些細なことを気にして落ち込む傾向にあります。
趣味も恋愛も心から楽しむことができず、ちょっとしたことで一喜一憂したり、心配や不安を必要以上に感じるでしょう。
眼病や視力低下、頭痛などの頭に関する病気や怪我にも注意が必要といえます。
物事に対する視野が狭くなり、心を閉ざしやすくなりますが、相談できる人物がいると、何かと助けてもらえるようです。
逆に広い視野で物事を捉えるようにしたり、できるだけ楽観的に考えるようにすると、鎖は徐々になくなっていくでしょう。
また、部分的に鎖状になっている場合は、特定の時期だけに、情緒不安定な状態となるため、親指と人差し指の間にある始点を15歳、反対側の終点を100歳として、これらの運気が訪れる時期を読み取ってみてください。
運命線が鎖状になっている
手首から中指に向かって手のひらの中央を縦断するようにまっすぐ伸びる運命線が鎖状になっている場合は、仕事運が低下することを意味しています。
仕事上でのトラブルが続いたり、スランプに陥ることが考えられるでしょう。
突然のリストラ、行きたくない部署への異動、転職の失敗といった可能性もあります。
恋愛面や結婚面でも、行き違いが多くなるなど、順調にいかない傾向にあり、特に既婚者の場合は、家庭不和、別居、離婚といった状況になりやすいです。
頑張っても報われなかったり、厳しい状況に悩まされることが多くなりますが、自らの言動に慎重になることで、鎖は徐々になくなっていくとされています。
また、部分的に鎖状になっている場合は、特定の時期だけに、波乱な状況となるため、手のひらの中心辺りを30歳として、これらの運気が訪れる時期を読み取ってみてください。
手首線が鎖状になっている
最後にちょっと視点を変えて、手のひらではなく手首を見てみてください。
手相占いにおいて、手首を横切るシワや線は、手首線と呼ばれています。
この手首線が鎖状になっている場合は、体力が低下していることを意味しています。
日々の疲れが溜まり、肉体的に無理がきかなくなっているようです。
また、疲れの原因がストレスの可能性も高く、何かしらの病気を患っていることも考えられます。
まずは無理をせずにじっくりと休養し、病気としての自覚症状がある場合は、病院に行きましょう。
疲労が回復して体力が戻ると、鎖は徐々になくなっていきます。
まとめ
鎖状の線は、警告を受け止めて注意しながら生活することで、いつの間にか変化したり、消えることも多い相です。
鎖状の線があった場合は、決して悲観的にならず、不運から逃れるためのヒントを得たと捉えて、前向きに過ごすようにしてください。