みなさんは、カリスマ性がほしいと思ったことはありますか?
「カリスマ」とは、周囲の人々を惹きつける才能や魅力を持った人のことを指すので、芸能人や有名人に使われることが多いですが、学校や職場などの身近な場所でも、カリスマ性があると感じる人はいるのではないでしょうか。
一方であなた自身にカリスマ性があるとしても、自分ではよく分からないかもしれません。
今回はカリスマ線について詳しくご紹介しましょう。
カリスマ線の位置と基本的な意味
金星丘の下側で縦に伸びる2本の濃い線を、カリスマ線といいます。
金星丘とは、親指のつけ根下の膨らんでいる領域のことです。
カリスマ線がある人は、圧倒的な存在感を放っており、どこにいっても周囲の人々を魅了します。
情が深く人間味に溢れていることから、思いやりを持って人に接することができるので、たくさんの人たちから信頼され、愛されるでしょう。
また、正義感や責任感が強く、人をまとめたり、組織を牽引する能力に長けています。
かなりの自信家ですが、柔軟性があるので、自分の意見を人に押し付けません。
とはいえ周囲に流されることもなく、確固たる価値観のもと、大きな目標を掲げて行動に移す力があります。
右手と左手の違い
手相占いでは、先天的な運勢は利き手と反対の手にあらわれ、後天的な運勢は利き手にあらわれるとされています。
右手にカリスマ線が出ている場合は、後天的にカリスマ性を得た人です。
これまでの人生の中で、人を惹きつける力を身につけたことを意味します。
極めて強い存在感を持ち、周囲からの信頼や羨望を一身に集めるでしょう。
管理能力も高いため、組織のリーダーになると成功する可能性が高いです。
自らで身につけたカリスマ性は、失敗や挫折といった経験を積んで獲得したものなので、たやすく失うことはなく、今後もたくさんの人たちを魅了し続けていくでしょう。
左手にカリスマ線が出ている場合は、先天的にカリスマ性が備わっている人です。
生まれたときから人を惹きつける力を持っていることを意味します。
自分の意識とは関係なく自然と人を魅了するので、幼少期から人気者になったり、リーダーに抜擢されたりといった経験をするでしょう。
ただし、これらの特質は成長過程の中で薄れていくことがあります。
生まれつきのカリスマ性にあやかり続けていると、周囲からの反発を招く可能性があるので、自らで努力することが大切です。
左利きの人は、この逆で読み解いてみてください。
なお、両手にカリスマ線が出ている場合は、生涯にわたってカリスマ性を発揮する人です。
幼少期から成人後も絶えず人を惹きつけてやまないことを意味します。
抜群の存在感で、周囲の人から認められ、愛されるでしょう。
この相を持つ人は、生まれつき備わっているカリスマ性に、人生経験から得たカリスマ性が加わるので、片方の手にカリスマ線を持つ人以上のカリスマ性を放ちます。
生まれついてのリーダー気質で統率力があり、考え方がポジティブなので多少の困難には動じません。
面倒見もよいので、老若男女を問わず、たくさんの人たちから支持されるでしょう。
濃さの違い
カリスマ線が極めて濃く出ている場合は、より強いカリスマ性を持っていることを意味します。
会った人に強いインパクトを残すので、周囲からは“一度会ったら忘れられない人”と認識されることも多いでしょう。
意思が強く、周囲の意見に流されることがないので、あらゆる面で人から頼られる傾向にありますが自分の意見が間違っていたときには取り返しがつかなくなることもあるので、時には周囲の意見を取り入れることも大切です。
自らがリーダーとなり、組織やグループを牽引することで、数多くの大きな偉業を成し遂げることができるでしょう。
一方で、カリスマ線が薄く出ている場合は、カリスマ線とは見なされない可能性が高いです。
手相において濃いとされる生命線、頭脳線、感情線と同等、あるいはそれ以上の濃さがなければ、カリスマ線とはいえません。
ただし、部分的に濃かったり薄かったりする線の場合は、人を惹きつけやすいタイプといえます。
また、現状は薄い線であっても、人から注目されるために努力することで、すぐに濃い線になることもあるので、線が全くない人よりは、カリスマ線を持ちやすいといえるでしょう。
カリスマ線が3本ある
通常2本の線で構成されているカリスマ線ですが、ごく稀に3本ある人がいます。
カリスマ性が3本ある場合は、極めて強いカリスマ性の持ち主です。
通常よりもカリスマ性が強い一方、意志の強さも際立つことから、人の意見に耳を貸さない頑固者という印象を与えるでしょう。
人をまとめる能力に長けていますが、2本線のカリスマ線を持つ人と比べると、ワンマンな面が目立ってくるようです。
しかしそれすらもカリスマ性として認められるだけの力を持っているため、大きな組織の中心人物となって成功を収めることができます。
カリスマ線と陰徳線の違い
カリスマ線とよく似ている相に、陰徳線という相があります。
カリスマ線と陰徳線は出現する場所が同じですが、カリスマ線が長い場合は、陰徳線である可能性が高いです。
また、陰徳線の場合は2本や3本に限らず複数あらわれることも多いので、金星丘の下側に短く濃い縦線が2本あればカリスマ線、長く濃い縦線が2本以上あれば陰徳線といえるでしょう。
なお、陰徳線はその名のとおり陰ながら徳を積んでいることを示しており、開運をあらわす相です。
カリスマ線は徳を積むほどに伸びていき、やがて陰徳線に昇華するといわれています。
まとめ
カリスマ性のある人は基本的に、明るく前向きな性格で、意志が強く、思いやりに溢れており、常に周囲の人たちへの感謝を忘れず、思ったことを実行する力に長けているといわれています。
もしカリスマ線がなかった人も、カリスマ性がある人の特徴にならって生活することで、自ずとカリスマ性が身につき、その手の中にカリスマ線があらわれるかもしれません。
カリスマ性がほしい人は、ぜひ実践してみてください。