みなさんは「手相」といわれたとき、まずどの部分に着目しますか?
恐らく大半の人が、手のひらに刻まれている線を見るのではないでしょうか。
実は手相は手のひらだけでなく、指で見ることもできるんです。
それも指に刻まれている線ではなく、指の長さで診断できるとなると、一目瞭然でわかりやすいですよね。
今回は指の長さでわかる性格について詳しくご紹介しましょう。
五指別に見る基本的な意味
指にはそれぞれ1本ずつに意味があり、その意味は、指が長いほど強まり、短いほど弱まります。
親指は、意志力や決断力など、人を引率する能力に長けているという意味があり、人差し指は、指導力や生活力など、コミュニケーション能力に長けているという意味があります。
中指は、考察力や理解力など、探求心があり知性豊かであることを意味しており、薬指は、創造力や直感力など、美的センスがあり感性豊かであることを意味しています。
小指は、計算力や伝達能力など、商才に長けており世渡り上手という意味を持ちます。
薬指より人差し指が長い
薬指と比べて人差し指が長い場合は、内向的な性格で、女性的な考え方をする人です。
実際に女性に多いといわれており、言語能力が高く、理論よりも感情や情緒を優先する傾向があります。
自負心が強くハングリー精神も旺盛なので、人から頼まれたことに対して必ず結果を出すタイプですが、共同作業が苦手なので、個人で取り組む作業でなければ能力を発揮できない可能性があるでしょう。
対人面では、心を許している人物以外とは、あまり交流を持とうとしません。
恋愛面では、好きな人ができても自らアクションは起こさず、相手からのアプローチを待つタイプです。
仕事面では、責任感が強く真面目に取り組むので、周囲からの評判はよく、上司からも信頼されるでしょう。
なお、このタイプの人は、過食症、花粉症、喘息、アレルギー、心臓病、若年性乳がん、若年性心臓麻痺などの疾患を持ちやすいといわれているので、健康面での注意が必要です。
人差し指より薬指が長い
人差し指と比べて薬指が長い場合は、外交的な性格で、男性的な考え方をする人です。
実際に男性に多いといわれており、問題解決能力が高く、感情よりも理論や理屈を優先する傾向があります。
好奇心が強くチャレンジ精神も旺盛なので、どんな物事に対しても失敗恐れずに大胆な言動をとるタイプですが、その分だけ周囲から心配されたり、身勝手な人と思われる可能性があるでしょう。
対人面では、べたべたとした関係を好まない反面、知人友人の数は多いです。
恋愛面では、好きな人ができると積極的にアクションを起こし、自ら相手にアタックします。
仕事面では、想像したものを具現化する能力に長けているため、出世したり、大きな成功を収めるでしょう。
なお、このタイプの人は技術職や研究職に多いともいわれています。
人差し指と薬指の長さがほぼ同じ
人差し指と薬指の長さがほぼ同じ場合は、平和主義者で、女性的な考え方と男性的な考え方、どちらも持ち合わせている人です。
協調性が高く、何よりも穏やかに過ごすことを優先する傾向があります。
とにかく争いごとが嫌いな優しい性格なので、実際にどんな人とでも良好な関係を築くことができるタイプですが、それだけに一度怒ると、普段では考えられないほどの凄まじい攻撃性を見せる可能性があるでしょう。
対人面では、身近な人と良好な交流を持ちますが、むやみに深入りはしません。
恋愛面では、好きな人ができると程よい加減で尽くすことができるタイプなので、相手から好かれやすいといえるでしょう。
仕事面では、人間関係を円滑にする能力を生かすことで、社内での存在意義が増し、活躍や飛躍が大いに期待できます。
人差し指と薬指が短く中指が長い
まず中指の第一関節を三等分してみてください。
人差し指が中指の第一関節の二分の一に届かず、薬指が中指の第一関節の上から三分の一に届かない場合は、人差し指と薬指が短く、中指が長いことになります。
このように中指が長い人は、思慮深く忍耐強い人です。
ただし要領が悪く、社交性に欠けていたり、美的感覚が乏しかったりするので、金運にも恵まれない傾向があります。
一口に言うと地味な性格ですが、持ち前の忍耐力でこつこつと頑張ることで、その努力を認めてくれる人が現れるでしょう。
自分の殻に閉じこもらずに、信頼できる友人やパートナーを作ることが大切です。
まとめ
指の長さの比は、生まれたときからほとんど変わらないといわれており、手相の占い師だけでなく大学の研究者も、性格、運動能力、病気の傾向、性的志向などを指の長さから診断することができるのではないかと、日々調査しているそうです。
生まれつき持っている傾向として参考にすると、自分では気づいていない新たな性格を発見できるかもしれません。