みなさんは、頑張って努力してるのになかなか報われないと感じたことはあるでしょうか。
『成功とは成功するまでやり続けることであり、失敗とは成功するまでやり続けないことだ』という有名な実業家の名言がありますが、少しでも報われる兆しが見えないと、途中で挫けそうになってしまうこともあると思います。
そこで今回は、積年の苦労の末に人生が輝く人の手相を6つご紹介しましょう。
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向上線があらわれている
『向上線』とは、親指と人差し指の間から手首に向かって弧を描くように伸びる『生命線』上から、『土星丘』と呼ばれる中指のつけ根下のエリアに向かって伸びる線のことです。
生命線の上から上向きに伸びる線は総じて『努力線』と呼ばれており、手相鑑定士によって諸説ありますが、人差し指のつけ根に向かって伸びる場合は『希望線』、中指のつけ根に向かって伸びる場合は『向上線』、人差し指と中指以外の方向に伸びる場合は『開運線』と見なされるため、向上線は努力線の一種ということになります。
この向上線があらわれている人は、大器晩成型であることを意味しており、長年の努力の末に報われるサインです。
忍耐力や持久力を兼ね備えているだけでなく、探求心や集中力も抜群であることから、夢や目標に向かってコツコツと前進し、時間をかけて成功や幸福を手にするでしょう。
なお、手相占いには、主要な線の上に年齢の目盛りをつけていくことで、発生時期を読み取る『流年法』という手法があります。
努力が報われる時期を知るには、親指と人差し指のつけ根の間から始まる生命線の起点を0歳、人差し指と中指のつけ根の間から一直線に下ろして生命線とぶつかる地点を20歳とし、0歳から20歳までの間隔を20年分の長さとして等間隔に区切っていき、向上線がどの年齢の位置にあらわれているかをチェックしてみてください。
生命線の下方から太陽丘に向かう線が伸びている
『太陽丘』とは、薬指のつけ根下のエリアのことで、この太陽丘に向かって伸びる縦線のことを『太陽線』といいます。
『生命線』上から太陽丘に向かって伸びる線は、1センチ程度の長さであれば『開運線』の一種となり、3cm以上の長さであれば『太陽線』となりますが、どちらの場合においても、長年の努力によって幸運が訪れる吉相です。
何事にも努力を惜しまないタイプなので、自分の才能や能力を、努力によってつかみ取ることができるでしょう。
線の起点が生命線の下方にあるほど、晩年に成功する傾向が強くなりますが、諦めなければいずれ、人気や名誉、成功や富を手にする可能性が高いです。
努力が実る時期を知りたい場合は、開運線または太陽線の起点をチェックし、流年法を用いてみてください。
生命線の島紋から上に伸びる開運線があらわれている
『島紋』とは、輪っかのように丸い円形や楕円形を描いている線のことで、基本的には障害や困難を示す凶相となりますが、『生命線』の途中にある島紋から、上向きの縦線が伸びている場合は、『希望線』や『開運線』となり、苦難や苦労のあとに成功することを意味しています。
なお、苦難の時期を知りたい場合は島紋を、報われる時期を知りたい場合は島紋から上向きに伸びる縦線をチェックし、流年法を用いてみてください。
運命線が手のひらの真ん中から中指のつけ根まで伸びている
手首から中指に向かって手のひらの中央を縦断するようにまっすぐ伸びる『運命線』が、手首から伸びておらず、手のひらの真ん中から伸びて、中指のつけ根まで伸びている人は、30代半ば過ぎから運気が上がっていくことを意味しています。
若いときはパッとしなくても、中年期に入ってから仕事で活躍したり、人生の楽しみを見つけるなど、それまでの努力が報われる形でさまざまな幸運が訪れ、晩年になるほど充実した生活を送ることができるでしょう。
なお、運命線を流年法で見る場合は、手首から中指のつけ根までの間を、手のひらの上で4分割し、手首から上の地点を21歳、その上の地点を30歳、さらにその上の地点を55歳、中指のつけ根の地点を100歳とします。
これらの地点をもとに、どの年齢の位置から運命線があらわれているかをチェックし、人生が上向きになる年齢を割り出してみてください。
また、運命線は上部にいくにつれて高年齢になっていくので、手のひらの真ん中より上方から伸びている場合も、晩年になって活躍したり、成功を収めるサインです。
日の目を見ない時代から一変し、ようやく時代が自分に追いついた、といった感覚を得るかもしれません。
太陽線が手のひらの真ん中から伸びている
『太陽線』が手のひらの真ん中から伸びている場合は、困難を乗り越えた末に運が開けることを意味しています。
何をやってもうまくいかない時期や、負のスパイラルにはまってしまう時期もあるかもしれませんが、そうした苦難を乗り越えた末に幸福が訪れるとされているため、最終的に勝者となるタイプです。
『最後に笑う者が最もよく笑う』ということわざのとおり、人生の後半で光が当たり、富や成功を手にする可能性が高いので、辛い時期があっても決して挫けずに、その先には幸せな未来が待っていることを忘れないようにしましょう。
二重感情線があらわれている
『二重感情線』とは、小指の下から人差し指や親指に向かって手のひらを横切るように伸びる『感情線』が2本伸びている相のことで、通常の感情線の上に平行してあらわれることが多いとされていますが、稀に交差してあらわれることもあるようです。
この二重感情線があらわれている人は、感受性が人一倍強いことを意味しています。
普通の人は特に何も感じない物事に対しても、いろいろなことを感じ取って気持ちが揺れるため、学びや気づきが多く、人間的に成長しやすい反面、些細なことでショックを受けるなど、傷つきやすいともいえるでしょう。
しかしながらそうした精神的ダメージを耐え抜くだけの力を持っているので、何事も粘り強く取り組み、良いことも悪いことも全ての経験を糧にして、成功や幸福を手にするとされています。
まとめ
今回ご紹介した手相があらわれていた人は、すでに頑張っていたり、ピンチを乗り越えられるという証です。
努力し続けるということは、誰にでもできることではなく、それだけで一つの才能なので、仮に辛い時期があっても一定期間のことと捉え、明るい未来に向かって邁進しましょう。