反抗線とは、第二火星丘から斜め上に向かって真っ直ぐ伸びる短い線のことです。
反抗線

第二火星丘とは、小指側の下方で、水星丘と呼ばれる小指のつけ根下のエリアと、月丘の間にあるエリアになります。
あらわれる場所は『忍耐線』や『職業線』と似ていますが、『忍耐線』が太陽丘に向かって弓なりに伸び、『職業線』が真横に向かってに伸びるのに対し、反抗線はやや斜め上に向かって伸びるのが特徴で、職業線よりも短く、より濃くはっきりとあらわれるようです。
また、反抗線が長い場合は『訴訟線』と見なされ、『忍耐線』『職業線』ともにそれぞれ意味が変わってきます。
反抗線があらわれている人は、屈強な精神力を持っていることを意味しています。
謝りません、譲りません、曲げません、の3拍子が揃った気質を持っているとされており、束縛を嫌い、権力に屈せず、自己主張が強いです。
組織や集団の中では、特に目上の人から煙たがられる傾向にあり、他者との衝突が多いといえるでしょう。
人から何を言われようとも、自分の意見を変えることは決してないため、良くも悪くもワンマンな性格ですが、集中力が極めて高いので、研究職や芸術関連の職に就くと、才能を発揮するようです。
ただし、仕事を優先することで周囲の大切な人たちをないがしろにしがちなので、できる限り、人への思いやりや気遣いを意識して過ごすようにしましょう。