手相において、ごく稀に模様のようにあらわれる線のことを、手相紋や特殊紋といいます。
そんな紋のひとつに、幸運の証とされる『フィッシュ線』という相があることをご存知でしょうか?
フィッシュ線は、魚のような形を描いている線で、線の先が交差して尾びれのように見えるのが特徴です。
今回はフィッシュ線が現れる場所とその意味について詳しくご紹介しましょう。
フィッシュ線が太陽線にある

太陽線とは、太陽丘と呼ばれる薬指のつけ根下の領域に伸びる縦線のことです。
この太陽線上にフィッシュ線がある人は、この上なく大きな幸福が訪れることを意味しています。
これまで気づかなかった才能が開花したり、生活が一変するほどの人気を得ることが考えられるでしょう。
華やかな世界で飛躍する可能性が高く、たくさんの人から認められて、富や名声を手にすることができます。
この相は幸運が幸運を呼ぶ傾向にあるので、連鎖するように次から次へと幸運が舞い込み、栄光をもたらすでしょう。
フィッシュ線が財運線にある

財運線とは、水星丘と呼ばれる小指のつけ根下の領域に伸びる縦線のことです。
この財運線上にフィッシュ線がある人は、劇的に大金を得ることを意味しています。
宝くじで高額当選したり、莫大な資産をひきつぐ可能性もあるでしょう。
仕事で成功して大金を手にしたり、大幅に昇給することも考えられます。
お金の巡りがよくなることでほかの運気も高まるので、入ってきたお金は蓄えると同時に使うことも大切です。
フィッシュ線が結婚線にある

結婚線とは、水星丘と呼ばれる小指のつけ根下の領域に伸びる横線のことです。
この結婚線上にフィッシュ線がある人は、婚期が近いことを意味しています。
これまで恋愛や結婚相手の縁に恵まれなかった人も、突然理想の相手と出会い、プロポーズされる可能性があるでしょう。
恋愛運以上に結婚運が上昇しているサインなので、すでにパートナーがいる人も、いない人も、愛する人と結婚することができます。
特にパートナーがいない人は、この機会に出会いを求めて積極的に行動してみてください。
フィッシュ線が影響線にある

影響線には、金星丘側から運命線に向かって伸びる線と、月丘側から運命線に向かって伸びる線の2種類があります。
金星丘とは親指のつけ根下の膨らんでいる領域のことで、月丘とは小指側の手首から上の膨らんでいる領域のことです。
そして運命線とは、手首から中指に向かって、手のひらの中央を縦断するようにまっすぐ伸びる線のことをいいます。
金星丘側から伸びている影響線上にフィッシュ線がある人は、生命力に恵まれていることを意味しているため、体力がついて無理がきくようになったり、持病が完治したり、妊娠や出産する可能性も高いでしょう。
一方、月丘側から伸びている影響線上にフィッシュ線がある人は、運命的な出会いによって運勢が好転することを意味しているので、結婚につながる異性との出会いがあったり、仕事や趣味でよいパートナーと巡り会うことも考えられます。
フィッシュ線が気づき線にある

気づき線とは、薬指と小指の間から親指のつけ根下あたりに向かって、生命線を横切るようにまっすぐ伸びる斜めの線のことです。
この気づき線上にフィッシュ線がある人は、幸運が舞い込むことを意味しています。
気づき線があらわれている人は、もともと自身の良心にもとづいて行動する傾向があるため、フィッシュ線がある場合は、そうした思考や行動によって、思いがけない幸運を手にする可能性が高いです。
また、スピリチュアルに対する理解を深めたり、哲学を探求することで、より多くの幸運な出来事が期待できるでしょう。
まとめ
指のつけ根下の領域は『丘』と呼ばれており、丘にもそれぞれの意味があります。
丘にあらわれる線に接しているフィッシュ線は、その丘が持っている意味合いの影響を受けるので、太陽丘、水星丘、金星丘、月丘といった丘が、プラスの意味を持っているか、マイナスの意味を持っているかを確認することも大切です。