200以上の種類があるとされている手相の中には、知名度の低い手相や、希少な手相がまだまだあります。
今回はあまり知られていない珍しい手相をさらに6つご紹介しましょう。
覇王線

別名『三奇紋』とも呼ばれる覇王線は、基本的に三本の線で形成されており、小指のつけ根下から手のひらの中央に向かって伸びる財運線と、
薬指のつけ根下から手のひらの中央に向かって伸びる金運線が、手のひらの中央を縦断する運命線と繋がり、途中から一本の線となって三叉槍のような形になっている相です。
この覇王線がある人は、大金を生み出す才能に恵まれています。
極めて強い金運の持ち主であることから、宝くじを何度も買い続けた末に高額当選したり、仕事を懸命に取り組んだ末に一代で億万長者になる可能性もあるでしょう。
努力し続けるほどに金運が高まり、お金から愛される人生となるはずです。
ますかけ線

別名『天下取りの相』とも呼ばれるますかけ線は、小指の下から人差し指や親指に向かって手のひらを横切るように伸びる感情線と、親指と人差し指のつけ根の間から手のひらを横切るように伸びる頭脳線が繋がり、一直線になっている相です。
このますかけ線がある人は、天才的なひらめきと人を惹きつける魅力に恵まれています。
つかんだ運は絶対に手放さないといわれており、何かしらで成功をおさめる可能性が高く、勝負運も強いです。
ただし、大勝した後に大敗したり、大敗した後に復活して大勝利したり、人生の浮き沈みが激しい傾向があります。
また、こだわりが強いあまりに融通がきかない一面もあるため、人付き合いに注意することが大切です。
土台線

ここでちょっと視点を変えて、手のひらの線ではなく、手首の線を見てみてください。
土台線とは、通常まっすぐに伸びることの多い手首の横線が、中心あたりで手のひら側に向かって盛り上がり、山形になっている相のことです。
この土台線がある人は、先祖からの恩恵を受けることを意味しています。
良家の傾向が強いため、両親や親族の会社を継いだり、資産を受け継ぐ可能性が高いです。
線が濃いほど強運となり、家業を継ぐことで幸福をつかむでしょう。
また、血縁者に限らず、師匠の後を継いで特殊な技術を継承するといったことも考えられます。
俵紋

次はさらに視点を変えて、指の線を見てみましょう。
俵紋とは、五本の指の第二関節や第三関節にあらわれる複数の縦線のことで、ふくよかで張りのある指に、はっきりと濃くあらわれていることがポイントになります。
痩せ細っている指の場合は、俵紋ではなく、加齢や手荒れによるしわや、指紋上の縦線の可能性があるので、見極めに注意が必要です。
また、第一関節にあらわれる縦線や、関節まで伸びている縦線も俵紋ではないので、こちらもあわせて注意してください。
この俵紋がある人は、裕福な暮らしに恵まれることを意味しています。
一生食べることに困らないとされており、経済的に危うくなったときには救いの手が差し伸べられるでしょう。
俵紋の数が多い場合は、人の経済力をもとに裕福になるのではなく、自らが経済力を身につけることを意味しているため、食べるには困らない生活以上に、裕福な生活が期待できます。
聖職紋

別名『ボランティア線』とも呼ばれる聖職紋は、人差し指のつけ根下のエリアに、漢字の『井』や、ハッシュ記号の『#』のような形状の線があらわれる相です。
この聖職紋がある人は、人を指導したり手助けする能力に長けています。
奉仕の精神が強く、誰かの役に立つことで喜びを感じ、損得勘定で動くことはありません。
面倒見が良く、特に人に何かを教えることで能力を発揮するため、教育福祉に関する仕事に向いています。
線がはっきりと濃くあらわれている場合は、自分の理想や思想を伝える能力に優れているので、たくさんの人に感動を与えて賛同を得たり、尊敬される機会が増えるでしょう。
KY線

別名『離れ頭脳線』『離れ知能線』または『じゃじゃ馬線』とも呼ばれているKY線は、親指と人差し指の間から手首に向かって弧を描くように伸びる生命線の始点と、親指と人差し指のつけ根の間から手のひらを横切るように伸びる頭脳線の始点が、5ミリ以上離れている相です。
このKY線がある人は、自意識や自立心が強いことを意味しています。
マイペースなので一見すると空気を読めない人と思われがちですが、実はしっかりと空気を読んでおり、その上であえて空気を読まず、自分の思いのままの言動をとるので、相当な度胸の持ち主といえるでしょう。
何よりも自由を好み、周囲の評価や世間の常識にとらわれることなく、自身の直観や欲求にとことん素直ですが、性格的には明るくさっぱりしていることから、一緒にいると楽しいと思われることが多いようです。
まとめ
今回ご紹介した手相の内のいくつかは、名称こそ割とポピュラーな相も含まれていますが、実際にこれらの手相を持つ人はとても少なく、珍しい手相であることは間違いありません。
これらの手相があらわれている場合は、友人に自慢しつつ話に花を咲かせるのもよいでしょう。