みなさんの手のひらに、クロスやバツ印、あるいはカタカナのメのようになっている線はあるでしょうか?
縦横ともに5ミリ以上からなる短い2本の線が交差している相は、手相占いでは『十字線』と呼ばれており、あらわれる位置によって吉相にも凶相にもなるとされていますが、どちらかというと凶相のほうが多いようです。
今回はあったら注意すべき十字線を5つご紹介しましょう。
土星丘にあらわれる十字線
土星丘とは、中指のつけ根下のエリアのことです。
この土星丘に十字線があらわれている場合は、災難や不運が訪れるサインです。
向上心が弱まってやる気をなくしたり、懸命に努力しても裏目に出たり、満足いく成果を出せなかったりします。
十字線が薄くあらわれている場合は、一時的な災難に見舞われることになりそうです。
ただし濃くあらわれている場合は、生命に関わるような重大な災難が起こる可能性があるため、軽率な言動は控えましょう。
また、対人関係でトラブルになる傾向も強く、そのせいで孤立してしまい、人からの助力やチャンスを逃すという悪循環も考えられるので、周囲との摩擦に注意し、大切な決断は決して独断で行わず、人からの意見に耳を傾けることが大切です。
太陽丘にあらわれる十字線
太陽丘とは、薬指のつけ根下のエリアのことです。
この太陽丘に十字線があらわれている場合は、ツキに見放されて金運が低下するサインです。
目標まであと一歩のところで失敗したり、思うように力が発揮できなかったり、周囲からの評価が下がったりします。
十字線が薄くあらわれている場合は、一時的な不運に見舞われることになりそうです。
ただし濃くあらわれている場合は、長期に渡って不運が続き、借金を抱えたり、名声に傷がついたり、人生そのものがうまくいかなくなることが考えられるので、何事も熟考して取り組むようにしてください。
特に人付き合いでは慎重な対応を心がけることが大切です。
水星丘にあらわれる十字線
水星丘とは、小指のつけ根下のエリアのことです。
この水星丘に十字線があらわれている場合は、対人面での問題が生じて金運が低下するサインです。
人から裏切られたり、金品を騙し取られたり、詐欺被害に遭うかもしれません。
逆に自らが人を騙したり、嘘をつくなどして信頼をなくすことも考えられるでしょう。
また、この相は、不誠実な人とのつながりを示す場合もあるため、今一度、周囲の人間関係を見直すと同時、自分自身が不誠実な人間にならないよう、この相を戒めとしながら、お金の使い方にも注意してください。
金星丘にあらわれる十字線
金星丘とは、親指のつけ根下の膨らんでいるエリアのことです。
この金星丘に十字線があらわれている場合は、健康面での問題が生じて不運が訪れるサインです。
病気や怪我が多くなったり、体力が落ちて疲れやすくなったり、ストレスを抱え込みやすくなります。
結果、消極的な生活となり、チャンスを見逃したり、やる気が起きずに諦めるなどして、物事を達成できなくなりそうです。
まずは体力をつけてストレスを発散させるよう努めてください。
また、家庭内での悩みを抱える可能性も高く、家族間での諍いが絶えなかったり、家族の絆が弱まることが考えられるので、家族への対応に注意してください。
月丘にあらわれる十字線
月丘とは、小指側の手首から上の膨らんでいるエリアのことです。
この月丘に十字線があらわれている場合は、努力が報われないサインです。
何をやってもうまくいかなかったり、人から裏切られて精神的に弱ってしまったり、体調面でも不調が生じます。
内に引きこもりやすい傾向もあるので、心身共に摂生を心がけるようにしましょう。
また、思いついたアイディアやコツコツと頑張ってきた努力が発端で思わぬトラブルを引き寄せる可能性が高いため、目立った言動は極力控え、周囲への思いやりを忘れないことが大切です。
まとめ
これらの十字線があちらこちらにたくさんあらわれている場合は、重たい十字架を背負うような苦労の多い人生になるとされていますが、「先生」と呼ばれる人の手相には十字線が多いことから、努力次第では幸運につながるようです。
十字線はその戒めから逃げずに自身を改めることで消えていくので、前向きに過ごしましょう。