今回は、スピリチュアルの世界で語られている『スピリットガイド』と『ハイヤーセルフ』という神秘的な存在のお話から、そうした存在と繋がっていることを示す手相をご紹介しましょう。
スピリットガイド・ハイヤーセルフとは
『スピリットガイド』と『ハイヤーセルフ』は、一口にいうと、霊魂といった神秘的な存在の呼称ですが、スピリチュアルカウンセラーやスピリチュアルの伝道師などによって、見解だけでなく名称までもが諸説分かれている概念です。
しかしながら基本的にはどちらも“自分を導いてくれる魂の存在”と解釈してよいでしょう。
すべての人についている存在で、一人とは限らず、複数人いる場合もあるようです。
なお、スピリットガイドは、『守護霊』の一種とされ、『指導霊』と呼ばれることもあり、自分を見守ってくれている“自分以外の存在”を意味しています。
趣味や職業に関することを細かく指導してくれる存在なので、たとえば歌の上手な人には音楽に関する知識を持ったスピリットガイドがつき、起業した人には経営に関する知識を持ったスピリットガイドがつくといったように、自分自身の行いによって、付いてくるスピリットガイドも変わるため、一生のうちで何度も変わる存在とされているようです。
一方のハイヤーセルフは、自分を見守ってくれている“高次元の自分自身”を意味しています。
守護霊ではなく、自分の魂そのものでありながらも、魂として誕生した瞬間からの記憶を持っている存在なので、すべての前世の記憶を把握しており、現世で何をするべきかを決定する存在とされているようです。
現世で学んだことや成し遂げたことは、このハイヤーセルフに刻まれ、来世へと受け継がれていくと考えられています。
つまり、スピリットガイドは自分以外の魂であり、ハイヤーセルフは高次元にいる自分の魂ですが、どちらの魂も自分を見守ってくれる存在なので、両者の魂と深く繋がることでその恩恵を受け、実りある人生を送ることができると考えられているのです。
それではここからは、スピリットガイドやハイヤーセルフと深く繋がっていることを示す手相を、2つご紹介します。
二重感情線があらわれている
『二重感情線』とは、小指の下から人差し指や親指に向かって手のひらを横切るように伸びる『感情線』が2本伸びている相のことで、通常の感情線の上に平行してあらわれることが多いとされていますが、稀に交差してあらわれることもあるようです。
この『二重感情線』があらわれている人は、愛情や情熱が通常の2倍あることを意味しています。
人の気持ちを理解する能力に長けており、相手の立場に立って物事を考えることができるので、共感性が高く、周囲からの信頼も厚いでしょう。
この二重感情線を、スピリチュアルの観点で見ると、感情は思考を超えた気持ちであることから魂に近いと考えられるため、感情線が2本あらわれるということは、スピリットガイドやハイパーセルフが付いている証となるようです。
特に二重感情線が交差している場合は、より強力なスピリットガイドやハイパーセルフが付いているとされています。
ますかけ線があらわれている
『ますかけ線』があらわれている人は、強運に恵まれた天才肌であることを意味しています。
コミニュケーション能力が高く、リーダーシップを発揮したり、天才的なアイディアを生み出す能力に長けているため、沢山の人を魅了し、人々の上に立ちながら、我が道を行くでしょう。
このますかけ線を、スピリチュアルの観点で見ると、周囲に流されずマイペースに生きられるということは、スピリットガイドやハイパーセルフとの繋がりが深いからと考えられるようです。
普通の人は、世間や常識に囚われることで、スピリットガイドやハイパーセルフの導きからはやや離れた生き方になるとされている一方、ますかけ線の持ち主は、スピリットガイドやハイヤーセルフの導きに応えるようにして、自身の思う通りの生き方をするとされています。
まとめ
スピリットガイドやハイパーセルフは、その存在を自覚することで、より深く繋がり、魂の声を聞くことができると考えられているようです。
二重感情線やますかけ線があらわれていた方は、一度意識してみると、自分では気づかなかった能力が導き出されるかもしれません。