手相には本当にたくさんの種類があり、その数は200以上ともいわれています。
これだけの種類があれば、まだまだ知られていない手相があっても不思議ではありませんよね。
今回はあまり知られていない珍しい手相を6つご紹介しましょう。
千金紋
千金紋とは、親指と人差し指の間から中指のつけ根辺りに向かって湾曲するように伸びる線のことです。
千金紋の起点は、親指と人差し指の間から手首に向かって弧を描くように伸びる生命線の起点と重なることが多く、別名『成り上がり線』『這い上がり線』とも呼ばれています。
この相を持つ人は、一発逆転または大器晩成型の人生を送るとされており、苦労した末に大出世したり、貧乏から一転してお金持ちになる可能性が高いです。
不遇の時代を乗り越えて成功を手にする相なので、実際に長い下積みを経て社長になった人や芸能人などに多く見られます。
非常に粘り強く、忍耐力があるため、困難があっても目標に向かってコツコツと頑張り続けられるタイプです。
運や才能だけでのし上がっていくのではなく、積み重ねてきた努力が報われる形でのし上がっていくでしょう。
ラッキーY線
ラッキーY線を持つ人の割合は1000人に1人といわれており、非常に珍しくも2つのパターンがある相です。
どちらのパターンも、手首から中指に向かって 手のひらの中央を縦断するようにまっすぐ伸びる運命線が関係しています。
1つ目のパターンは、小指のつけ根下から手のひらの中央に向かって伸びる財運線と、運命線が合流し、ややいびつなアルファベットのYの字に見える相です。
このパターンのラッキーY線を持つ人は、財を成して順風満帆な人生を送るとされています。
仕事で大成功し、大きな財産を築くことができるでしょう。
2つ目のパターンは、薬指のつけ根下あたりに縦に伸びる太陽線と、運命線が合流してアルファベットのYの字のように見える相です。
このパターンのラッキーY線を持つ人は、脚光を浴びる人生を送るとされています。
仕事で大成功して地位や名誉を得たり、芸能界のような人気商売の世界で大きく成功する可能性も高いでしょう。
どちらのパターンにおいても仕事で成功をつかむ強運の相といえるので、ラッキーY線を持つ人は高みを目指す心構えが大切です。
また、運命線が濃くあらわれているほど、仕事上で重要な立場に立たされたり、注目を集める傾向にあります。
昇り龍線
昇り龍線とは、親指と人差し指の間から手首に向かって弧を描くように伸びる生命線上から、短く細かい上向きの線が3本以上伸びている相のことです。
昇り龍線は、非常にレアな相であると同時に、大幸運の相とされており、努力が必ず報われることを意味しています。
目標達成までには、時間がかかったり、更なる努力を必要としますが、諦めずに粘り強く取り組み続けることで、チャンスや成功をつかむでしょう。
この相があれば、無謀に思われる夢でも叶えることができるとされているので、もし今の努力が無駄に思えたとしても、決して無駄ではないことを肝に銘じながら、向上心を持って努力し続けることが大切です。
辛い時があっても、運気は年々上昇していくので、最終的には幸福な人生となるでしょう。
太陽十字線
太陽十字線とは、小指の下から人差し指や親指に向かって手のひらを横切るように伸びる感情線と、親指と人差し指のつけ根の間から手のひらを横切るように伸びる頭脳線の間にクロスの形をした十字線がある相です。
感情線と頭脳線の間でも、丁度薬指の下辺りにあらわれるのが見極めのポイントになります。
この相を持つ人は、かなりの強運の持ち主で、棚ぼたのような幸運が数多く訪れるとされています。
人から助けられることも多く、周囲には常に支援者や応援者がいるでしょう。
また、芸術的才能に恵まれているため、クリエイティブな世界で活躍する可能性が高いです。
ただしこうした才能は、実際にその方面に進まなければ発揮されず眠ったままになることが殆どのため、太陽十字線を持つ人は、趣味や習い事でも構わないので、芸術的な分野に携わってみることをお勧めします。
ソロモンの環
ソロモンの環とは、人差し指のつけ根下の領域を囲むように弧を描いて伸びる半円状の線のことです。
古代イスラエルのソロモン王が神から授かった智恵の指輪を人差し指につけていたことから、人差し指の半円状の手相を『ソロモンの環』と呼ぶようになったといわれており、別名では『木星環』とも呼ばれています。
この相を持つ人は、強い権力とカリスマ性を持つ強運タイプです。
飛び抜けたリーダーシップを持っているため、人をまとめたり、牽引することを得意とします。
野心や支配欲も強いので、より高みを目指す人も多いでしょう。
ただし独善的な気質があるので、我儘や身勝手さが強まると、周囲から嫌われたり恐れられたりする可能性があります。
周囲に受け入れてもらうには、我儘などを凌駕する魅力が必要です。
もともと持っているカリスマ性を発揮できれば、人も運も味方にして、華やかな人生を送ることができるでしょう。
直感線
小指のつけ根下辺りから手首に向かって弧を描くようにカーブして伸びる半円状の線を、直感線といいます。
この直感線を持つ人の割合は3000人に1人といわれており、2万人以上を鑑定してきた占い師さんでも、数える程度しか見たことがないという非常に珍しい相です。
直感線を持つ人は、その名のとおり直感力に優れており、とてつもなく勘が鋭いタイプなので、迫り来る危険を事前に察知したり、勝負時を肌で感じ取ったり、
自分にとってプラスになる人とマイナスになる人を見極めたり、理屈の通じない感覚を頼りに物事を成し遂げる力があります。
直感がさらに研ぎ澄まされることで、霊感を持つ人もいるでしょう。
知性に頼ることも大切ですが、それ以上に感覚から得られる情報が多いため、実際に直感に助けられることが多いようです。
勘が冴え渡っているのでギャンブル運の上昇も期待できます。
まとめ
これらの手相はあまり知られていませんが、知名度が低いということは、裏を返せば滅多に見られないレアな手相ということです。
もし自分や周りの人たちにあらわれていたら、驚くべき発見を楽しみながら、ぜひ今後の生き方に役立ててください。