リーダー線
リーダー線とは、木星丘にあらわれる短い縦線、または斜線のことで、木星丘とは、人差し指のつけ根下のエリアのことです。
同じ木星丘にあらわれる相のひとつに『希望線』という相がありますが、希望線は生命線上から立ち上がるように伸びているのが特徴であるのに対し、リーダー線は生命線やほかの主線と接していないのが特徴とされています。
しかしその一方で、生命線と接している線こそがリーダー線とする手相鑑定士もいるため、リーダー線は、鑑定士によって判断が異なる相といえるでしょう。
なお、生命線とは、親指と人差し指の間から手首に向かって弧を描くように伸びる線です。
リーダー線があらわれている人は、人を管理する能力に優れていることを意味しています。
特に、縦に伸びるリーダー線があらわれている場合は、力でねじ伏せてでも自分のやり方を貫きながら、人々を牽引しようとするタイプです。
よって周囲からは恐れられる傾向にありますが、押しが強く仕切りたがりなので、実際に人をまとめ上げる力があります。
既婚女性の場合は夫を尻に敷く人に多いようです。
一方で、斜めに伸びるリーダー線があらわれている場合は、世渡り上手なタイプとされ、人々を強引に牽引するのではなく、人々のやる気や長所を引き出しながら、人をまとめる力に優れています。
よって周囲から慕われつつ、上手く舵を取って、成果を出すでしょう。