手相占いには、成功することを示す相がいくつもあります。
成功しやすい人は将来有望となりますし、努力次第では大物になる可能性を秘めているといえるでしょう。
今回は将来大物になれる手相を8つご紹介します。
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リーダー線があらわれている

リーダー線とは、木星丘にあらわれる短い縦線、または斜線のことで、木星丘とは、人差し指のつけ根下のエリアのことです。
同じ木星丘にあらわれる相のひとつに『希望線』という相がありますが、希望線は生命線上から立ち上がるように伸びているのが特徴であるのに対し、リーダー線は生命線やほかの主線と接していないのが特徴とされています。

しかしその一方で、生命線と接している線こそがリーダー線とする手相鑑定士もいるため、リーダー線は、鑑定士によって判断が異なる相といえるでしょう。
なお、生命線とは、親指と人差し指の間から手首に向かって弧を描くように伸びる線です。
リーダー線があらわれている人は、人を管理する能力に優れていることを意味しています。
特に、縦に伸びるリーダー線があらわれている場合は、力でねじ伏せてでも自分のやり方を貫きながら、人々を牽引しようとするタイプです。
よって周囲からは恐れられる傾向にありますが、押しが強く仕切りたがりなので、実際に人をまとめ上げる力があります。
既婚女性の場合は夫を尻に敷く人に多いようです。
一方で、斜めに伸びるリーダー線があらわれている場合は、世渡り上手なタイプとされ、人々を強引に牽引するのではなく、人々のやる気や長所を引き出しながら、人をまとめる力に優れています。
よって周囲から慕われつつ、上手く舵を取って、成果を出すでしょう。
ソロモンの環があらわれている

ソロモンの環とは、人差し指のつけ根下を囲むように弧を描いて伸びる半円状の線です。
別名『木星環』とも呼ばれており、このソロモンの環があらわれている人は、独立心や上昇志向が強いことを意味しています。
夢や目標に向かって力強く前進する力を持っているので、将来的に成功をつかみやすいといえるでしょう。
運も強く、カリスマ性も備わっていることから、さまざまな幸運を手にするとされています。
また、ソロモンの環があらわれている人は、成功するための知恵を授かるといわれているので、自身の成功だけでなく、人を成功に導く能力にも優れているようです。
マネジメント線があらわれている

マネジメント線とは、木星丘にあらわれる横線のことです。
同じ木星丘にあらわれるリーダー線が縦線や斜線であるのに対し、マネジメント線は横向きに伸びる線となります。
ソロモンの環とも似ていますが、ソロモンの環よりも下側の木星丘内にあらわれる相です。
人差し指のつけ根と生命線の間からあらわれていて、斜め上、または横一直線にあらわれているのが特徴となります。
このマネジメント線があらわれている人は、人を管理する能力に優れていることを意味しており、意味合いとしてはリーダー線と同じになりますが、縦に伸びるリーダー線のように、人を支配することで人を動かす能力ではなく、人を支援することで人を動かす能力に優れていることから、斜めに伸びるリーダー線と意味合いが近いといえるでしょう。
自分が動くのではなく、人に指示やサポートをするなど、人を上手に動かすことで、利益や成果を出すことができるようです。
実際に芸能人のマネージャーや、営業のサポートをする事務員の方などに見られることのある相です。
努力線があらわれている

生命線上から指のつけ根に向かって上に伸びる線は、総じて努力線と呼ばれており、中でも、木星丘に向かって伸びる線は『希望線』、土星丘に向かって伸びる線は『向上線』と呼ばれています。
なお、土星丘とは、中指のつけ根下のエリアのことです。


『希望線』も『向上線』も努力線の一種であり、どちらの相も、生命線上から立ち上がるように伸びていることが特徴となりますが、希望線と向上線は同じと見なす手相鑑定士もいるため、努力線もまたリーダー線同様、鑑定士によって判断が異なる相といえます。
努力線があらわれている人は、努力家であることを意味しており、努力の末に夢や目標を達成するサインです。
希望線があらわれている場合は、野心が強く、将来的な向上に期待できることを意味しており、向上線があらわれている場合は、向上心を持つことによって、仕事運や社会的な地位が上昇することを意味しています。
どちらの場合も、成功するには相応の努力が必須となりますが、コツコツと努力し続けることで、大物となる可能性があるでしょう。
木星丘に十字紋があらわれている

十字紋とは、縦横ともに5ミリ以上からなる短い2本の線が交差している相です。
この十字紋が木星丘にあらわれている人は、夢や目標が実現することを意味しています。
なりたい自分を強くイメージすることで、その方向に進んでいく可能性が高まるでしょう。
仕事面だけでなく、恋愛面においても最良の相手と巡り出会えるようです。
この相は、将来の幸せが約束されている相ともいわれているため、近い将来、願い事が叶う暗示となります。
ただし、何もせずに過ごしていると十字紋は消えてしまうので、何事も前向きに取り組み、いろいろなことに挑戦しながら過ごすことが大切です。
実業家線があらわれている

実業家線とは、手首から中指に向かって手のひらの中央を縦断するようにまっすぐ伸びる運命線から、斜め上に向かって伸びる線です。
この実業家線が、右上斜め、左上斜めを問わずあらわれている人は、商売の才能があることを意味しています。
自ら事業を始めることで、将来的に大成功をおさめる可能性が高いでしょう。
実業家線は、本数が多ければ多いほど、商売の才能や、バイタリティに長けていることになります。
実業家線が何本もある場合は、複数の事業を同時に成功させることもできるでしょう。
仮に実業家線がない場合でも、実業家線がある人と共同で商売を始めることで上手くいくともいわれています。
カリスマ線があらわれている

カリスマ線とは、金星丘の下側で縦に伸びる2本の濃い線のことで、金星丘とは、親指のつけ根下の膨らんでいるエリアです。
このカリスマ線があらわれている人は、圧倒的な存在感があることを意味しています。
どこにいっても周囲の人たちを惹きつける魅力があり、思いやりを持って人に接することから、たくさんの人たちの支持を得て、成功をつかむ可能性が高いです。
また、大きな目標を掲げながら実際に行動に移す力もあるので、夢を実現しやすいといえるでしょう。
ますかけ線があらわれている

ますかけ線とは、小指の下から人差し指や親指に向かって手のひらを横切るように伸びる感情線と、親指と人差し指のつけ根の間から手のひらを横切るように伸びる頭脳線がつながり、一本の線となって伸びる横線のことです。
このますかけ線があらわれている人は、天才的な発想力があることを意味しています。
特にクリエイティブな分野で活躍し、成功をつかむ可能性が高いでしょう。
ただし、この相は、周囲の人や環境に左右される傾向があり、能力を発揮できる環境に身を置かなければ、折角の絶大な力を活かせないまま終わってしまうともいわれているため、ますかけ線があらわれている人は、自分の生き方についてよく考える必要があるといえます。
まとめ
成功を示す手相の中には、努力を積み重ねることによってあらわれる相も多くあるので、将来大物になりたい人は、そのための行動を起こし、地味に思える物事でも一歩ずつ頑張ることが大切です。