みなさんは格子紋という手相をご存知でしょうか。
格子紋とは、網目状になっている線のことで、別名『グリル』『グリッド』または『あみあみ』とも呼ばれている相です。
この格子紋には一体どんな意味があるのでしょうか。
今回は格子紋について詳しくご紹介しましょう。
Contents
格子紋の基本的な意味
格子紋は、網目模様になっていることが見極めのポイントになります。
漢字の「井」の字のように縦横2本ずつの線であらわれている場合は、格子紋ではなく四角紋となりますので、見極めに注意してください。
格子紋があらわれる位置に決まりはありませんが、基本的には、困難、苦労、障害といったマイナスの意味を示しています。
特に線や丘の上にあらわれている格子紋の場合は、その線や丘が持つ意味に苦難が生じるようです。
ただし、例外の位置が3か所あるため、まずはその3つの相からご紹介していきます。
金星丘に格子紋があらわれている
金星丘とは、親指のつけ根下の膨らんでいるエリアのことです。
この金星丘に格子紋があらわれている場合は、家庭円満を意味しています。
人から愛されやすくなるため、結婚の機会が訪れる可能性が高いです。
結婚後は幸せな家庭生活を築き、子宝にも恵まれるでしょう。
金星丘にあらわれる格子紋は幸福の象徴とされているため、近々幸福な出来事が訪れると考えられます。
木星丘に格子紋があらわれている
木星丘とは、人差し指のつけ根下の領域のことです。
この木星丘に格子紋があらわれている場合は、ステータスの向上を意味しています。
昇進したり、ヘッドハンティングされるなど、出世につながるチャンスが訪れるでしょう。
特に人を指導する能力が高まっているので、経営者のほか、管理職、教職などにつくと、成功するようです。
木星丘にあらわれる格子紋は大出世の象徴とされているため、仕事で大きく躍進することが考えられます。
太陽丘に格子紋があらわれている
太陽丘とは、薬指のつけ根下の領域のことです。
この太陽丘に格子紋があらわれている場合は、注目を集めやすいことを意味しています。
自分にしかないオリジナルのセンスで成功をおさめ、その結果、周囲からの人気が出るようです。
周囲に優しく接することができるので、そうした優しさに基づいて周囲から慕われる傾向もあります。
また、格子紋の位置が完璧に金星丘にあらわれているわけではなく、水星丘と呼ばれる小指のつけ根下のエリアに少しズレていて、薬指と小指の間にあらわれている場合は、お金持ちになることを意味しています。
感情線に格子紋があらわれている
小指の下から人差し指や親指に向かって手のひらを横切るように伸びる感情線上に格子紋があらわれている場合は、恋愛や愛情がらみでの困難が待ち受けていることを意味しています。
恋人や配偶者との間に何かしらの問題が生じる可能性が高いです。
また、好きな人への思いが強すぎてほかのことが手につかなくなり、仕事や対人関係に支障を来すといったことも考えられるでしょう。
対象となる相手への思いやりを忘れないように心がけてください。
頭脳線に格子紋があらわれている
親指と人差し指のつけ根の間から手のひらを横切るように伸びる頭脳線上に格子紋があらわれている場合は、仕事や勉強がらみでの困難が待ち受けていることを意味しています。
仕事や勉強に集中できなくなったり、ついていけなくなるなどの問題を抱える可能性が高いです。
誘惑に負けて、やるべき業務や勉強が進まなくなることも考えられるため、オンとオフの切り替えを意識して過ごすようにしましょう。
まとめ
格子紋は、金星丘、木星丘、太陽丘にある場合を除き全て凶相となります。
凶相の格子紋がある場合は、格子紋の場所を習慣的に冷やすことで、皮膚が締まり、消えやすくなるとされていますが、これには時間がかかるため、最も手っ取り早いのは、マイナスの意味を警告ととらえて、自らの意識を変えていくことかもしれません。