この動画は『丘に現れる三角紋の意味とは?』動画のパート2です。
三角紋とは、その名のとおり三角形や逆三角形を象っている相のことで、手相占いにおいて、手のひらの膨らみは『丘』と呼ばれており、全部で9つの丘があります。
前回は5つの丘にあらわれる三角紋の意味について詳しくご紹介しました。
今回は残り4つの丘にあらわれる三角紋の意味について、それぞれ詳しくご紹介しましょう。
月丘の三角紋
月丘とは、小指側の手首から上のエリアのことです。
月丘は感性や創造性を司る丘とされており、この場所に三角紋があらわれている場合は、これまでに培ってきた能力を発揮して成功することを意味しています。
こつこつと努力して身につけてきた芸術的な能力や文化的な能力が、周囲から高く評価されるようになるでしょう。
たとえば、描いた絵や執筆した本が受賞したり、作詞や作曲した曲が売れるなど、ものづくりの分野で大成する傾向が強いです。
また、月丘が程よく膨らんでいたり張りがある場合は、これらの意味合いがさらに強まり、芸術や文化に関する造詣が深いといえます。
逆に、膨らみがなかったりへこんでいる場合は、発想力の欠如によって、高評価を得るのは難しくなりそうです。
地丘の三角紋
地丘とは、手のひらの中央下側のエリアのことで、限りなく手首に近い部分です。
地丘はあの世とこの世を司る丘とされており、この場所に三角紋があらわれている場合は、霊感や直感力に恵まれていることを意味しています。
先祖からの強い加護を受けているため、日頃から不思議と運が良かったり、チャンスに強かったりするでしょう。
身に降りかかる災厄を事前に回避する能力もあるので、不慮の事故や自然災害などにあっても、九死に一生を得たり、被害を被らずに済む可能性が高いです。
親や親族など血縁者が裕福で、少なくとも衣食住に困らない生活を送る傾向もあります。
また、地丘が程よく膨らんでいたり張りがある場合は、これらの意味合いがさらに強まるため、トラブルとは無縁だったり、経済的に安定していることが考えられるでしょう。
逆に、膨らみがなかったりへこんでいる場合は、これらの意味合いが弱まり、トラブルに巻き込まれたり、経済的に不安定になる傾向もあります。
まずはお墓参りに行ったり、お仏壇に手を合わせるなど、先祖とのつながりを深め、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
トラブルや金銭問題が生じた場合には、どうしてそのような状態になったのかを深く考えることで解決につながります。
また、中指に向かって手のひらの中央を縦断するようにまっすぐ伸びる運命線に、三角紋が接している場合は、人生の道を示す運命線の意味を弱めることになり、
逆に災難に見舞われる可能性が出てくるため、判断力を養う必要があります。
第一火星丘の三角紋
一言であらわすと、第一火星丘は木星丘の下側になります。
親指と人差し指の間から手首側に向かって弧を描くように伸びる生命線と、金星丘の間のエリアという言い方もできるでしょう。
第一火星丘は積極性を司る丘とされており、この場所に三角紋があらわれている場合は、活力がみなぎっていることを意味しています。
何事に対しても積極的に行動を起こし、時には忍耐力も発揮しながら、チャンスをつかんで前進するでしょう。
自身の感情をコントロールする力も備わっているため、向こう見ずな行動をとることはないようです。
ただし、第一火星丘が程よく膨らんでいたり張りがある場合は、これらの意味合いがさらに強まるため、積極的にチャンスをつかみにいくことで、周囲の人たちから妬まれたり憎まれる事態にならないよう注意してください。
一方で、膨らみがなかったりへこんでいる場合は、これらの意味合いが弱まるため、チャンスをつかむ傾向も弱くなりますが、対人面での問題を抱える可能性も低いといえるでしょう。
第二火星丘の三角紋
第一火星丘とは対照的に、消極性を司る丘とされている第二火星丘は、小指の下側から親指や人差し指側に向かって横に伸びる感情線と、月丘の間のエリアです。
この場所に三角紋があらわれている場合は、正義感と忍耐力に長けていることを意味しています。
強い自制心がありますが、行動力もあるので、正義感を貫くと同時に、困難に屈したり誘惑に負けることもないでしょう。
一度始めたことを最後までやり遂げる粘り強さがあるので、目標を達成する可能性は極めて高いです。
また、第二火星丘が程よく膨らんでいたり張りがある場合は、これらの意味合いがさらに強まるため、目的意識を明確にし、着実に成功へと向かっていくでしょう。
ただし、膨らみがなかったりへこんでいる場合は、これらの意味合いが弱まるため、我慢が足りなかったり、考え方がころころ変わったりすることによって、対人面での問題を抱える傾向が強いです。
まとめ
三角紋はあらわれてから2、3週間で消えてしまうことが多いとされているため、見つけたときは位置を正確に見極め、その意味に沿った行動を取るようにすると、不運を回避したり、幸運をつかみやすくなるでしょう。