身体のあらゆる部分にあらわれるほくろには、それぞれ意味があるとされています。
基本的に、黒色でツヤがあり輪郭がはっきりしているほくろは「活きぼくろ」といわれ、吉相を意味しており、茶色で輪郭がぼやけているほくろは「死にぼくろ」といわれ、凶相を意味していますが、ほくろがあらわれる位置によっても、意味が変わってくるようです。
今回は手のひらのほくろについて詳しくご紹介しましょう。
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金星丘にあるほくろ

金星丘とは、親指のつけ根下の膨らんでいるエリアのことです。
この金星丘にほくろがある人は、健康運が低迷していることを意味しています。
心身共に力が弱まっているため、何事にも疲れやすく消極的になりがちといえるでしょう。
まずは摂生に努め、何かしら不調の自覚症状がある場合にはすぐに病院で受診することが大切です。
木星丘にあるほくろ

木星丘とは、人差し指のつけ根下のエリアのことです。
この木星丘にほくろがある人は、向上心や野心が強すぎるあまり、失敗しやすいことを意味しています。
木星丘にあらわれるほくろは、活きぼくろでも死にぼくろでも同様の意味になるため、周囲との摩擦や、孤立に注意が必要です。
上昇志向が強いことは悪いことではありませんが、他人への思いやりや気遣いも忘れないようにしましょう。
土星丘にあるほくろ

土星丘とは、中指のつけ根下のエリアのことです。
この土星丘にほくろがある人は、真面目すぎるあまり、人間関係でトラブルが生じやすいことを意味しています。
我を折ることができない傾向にあるため、周囲の意見や考えを受け入れることができず、孤立する可能性があるでしょう。
責任感が強いことは悪いことではありませんが、柔軟性を身につけることが大切です。
太陽丘にあるほくろ

太陽丘とは、薬指のつけ根下のエリアのことです。
この太陽丘にほくろがある人は、人気運が低迷していることを意味しています。
強欲のサインともされており、そのことから周囲の反感を買ったり、倦厭される可能性があるでしょう。
多くを求めないように努め、軽率な言動を控えることが大切です。
水星丘にあるほくろ

水星丘とは、小指のつけ根下のエリアのことです。
この水星丘にほくろがある人は、コミュニケーション不足によって、金銭トラブルが生じやすいことを意味しています。
儲け話に引っ掛かってお金を騙し取られたり、結婚詐欺に遭って貯金を失う可能性もあるでしょう。
うまい話には耳を貸さないようにし、迷ったときは信頼のおける人によく相談することが大切です。
月丘にあるほくろ

月丘とは、小指側の手首から上の膨らんでいるエリアのことです。
この月丘にほくろがある人は、損得勘定が強く、感受性が弱いことを意味しています。
夢やロマン、芸術など、非現実的なことに対して興味を持てないため、周囲から冷たい人と思われる可能性があるでしょう。
結果的に対人トラブルも生じやすいので、品性を磨く努力をするか、あるいは付き合う人を限定する必要がありそうです。
火星平原にあるほくろ

火星平原とは、手のひらの真ん中の窪んでいるエリアのことです。
この火星平原にほくろがある人は、幸福をつかむことを意味しています。
一度つかんだ運は離さないとされていることから『福つかみの相』とも呼ばれており、金運も強いので、富と名誉に恵まれるでしょう。
ただし、独りよがりな振る舞いをする傾向があるので、周囲からの信頼を損なわないように気をつけてください。
地丘にあるほくろ

地丘とは、手首付近のエリアのことです。
この地丘にあるほくろは、右か左かで意味が変わってきます。
右手の地丘にほくろがある人は、生まれ育つ家庭環境に恵まれないことを意味しており、若いころから苦労する可能性が高いので、その分だけ自立心が養われるでしょう。
社会に出る時期が通常より早い傾向にあるので、努力次第で大成するといえます。
一方で、左手の地丘にほくろがある人は、良縁に恵まれることを意味しており、結婚後は子宝にも恵まれ、円満な家庭を築くことができるでしょう。
ただし、死にぼくろの場合は、人間関係で苦労することになりそうです。
異性関係でいざこざを起こしたり、トラブルに巻き込まれることのないよう注意してください。
まとめ
手のひらにあらわれるほくろは、何かしらのトラブルを示唆していることが殆どなので、手のひらにもともとほくろがある場合や、新たにほくろがあらわれた場合は、ほくろからの警告に注意しながら過ごすことで、運気が上昇していくでしょう。