みなさんが最後に旅行したのはいつでしょうか?
旅好きの方であればつい最近、旅が苦手な方であればかなり前、中には学生時代以降、一度もしたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。
実は手相占いには、旅行や移動をすると開運につながることを示す『旅行線』という相があるんです。
今回はそんな旅行線について詳しくご紹介しましょう。
旅行線の位置と基本的な意味
旅行線とは、生命線の真ん中より下側を始点として、月丘側に向かって伸びる線のことです。
なお、生命線とは、親指と人差し指の間から手首に向かって弧を描くように伸びる線のことで、月丘とは、小指側の手首から上の膨らんでいるエリアを指します。
旅行線があらわれている人は、適応力が高いことを意味しており、旅をすることで運気が上がり、福をつかむとされています。
旅行時に受ける刺激が良い運気をもたらすため、新しいことに挑戦するきっかけが訪れたり、人生の転機に恵まれることもあるようです。
気質としては、好奇心が強い反面、飽きっぽいタイプといえるでしょう。
旅行線が利き手にあらわれている場合は、自らの意思に関係なく出張や引っ越しなどで移動する傾向があり、海外で活躍する可能性もあります。
非利き手にあらわれている場合は、引っ越しや旅行を自ら望む傾向があり、環境の変化を楽しむ人に見られるようです。
両手にあらわれている場合は、生涯を通して引っ越しや転勤などの移動が多くなるとされており、転職を繰り返す傾向もあるようです。
長さの違い
旅行線の長さに、何センチ以上または何センチ以下という数値的な基準はありません。
見た目の印象として、長短を判断してみてください。
旅行線が長くあらわれている場合は、長旅が開運につながることを意味しています。
旅行にしても引っ越しにしても、持ち前の適応力を存分に活かせるため、失敗は少ないはずです。
生まれ育った土地を離れることで力を発揮する傾向にあるので、海外での活躍も大いに期待できます。
特に長期の旅行をすることで、人生の転機が訪れる可能性が高まるでしょう。
また、旅行線が月丘の真ん中まで達していたり、月丘を突き抜けるほどの長さがある場合は、旅行線ではなく、海外線という相になります。
海外線は、海外との縁が深いことを示す相なので、海外への旅行や海外に移住をすることで、大きく運が開けるでしょう。
一方で、旅行線が短くあらわれている場合は、知らない土地への旅が開運につながることを意味しています。
距離に関係なく、行ったことがない場所に向かうことで、運気が上がるようです。
逆にいうと、どれだけ遠方に向かっても、同じ場所では運気は上がりません。
未知の場所であれば、短期間の旅であっても、運命を変える出会いがあったり、価値観に変化が生じたり、何かしらの転機が訪れる可能性が高いです。
ただし、海外での活躍はあまり期待できません。
濃さの違い
旅行線が濃くあらわれている場合は、旅行好きであることを意味しています。
旅行を趣味としていたり、旅行に関してさまざまな知識を得ている傾向があるため、地理や歴史を好む人や、語学に強い人が多いようです。
また、旅先での新しい出会いが人生の転機につながることも考えられます。
仕事では転勤や出張を重ねることで出世する可能性が高く、海外勤務にも向いているので、一箇所に留まらないスタイルの職種につくと、成功をおさめるでしょう。
一方で、旅行線が薄くあらわれている場合は、旅行を好まないことを意味しています。
引っ越しや出張などの移動は、精神的なストレスにつながりやすいでしょう。
実際に旅行をしても得るものは少ないとされており、日常生活を大切にする人が多いようです。
無理して旅行に行くことで運気が下がる傾向もあるため、気乗りしない旅行はやめたほうがよいでしょう。
なお、旅行線と思しき薄い線が何本も細かく伸びている場合は、旅行線ではなく、疲労線という相になります。
疲労線は、健康面で無理を続けているとあらわれる相なので、休養をとるようにしてください。
本数の違い
旅行線が2本あらわれている場合は、頻繁に旅をすることで運勢が大きく変わることを意味しています。
一つの地に安住するよりも、環境の変化や進展といった刺激を常に求めるため、引っ越しや旅行などの移動が多い人生となるでしょう。
刺激を得られないと力を発揮できない傾向にあるので、意識的に環境を変えることが大切といえます。
非日常を上手に楽しめる人ですが、飽きっぽい面があることから、恋愛では浮気や不倫を重ねる可能性が高いでしょう。
また、旅行線が3本以上あらわれている場合は、型破りな生き方をしているサインです。
好奇心旺盛で、バイタリティにあふれ、行動力があり、学んだことを応用して実践する能力に長けています。
一箇所に留まることが苦手なので、常にいろいろな場所を巡り、いろいろな物事に興味を持って、挑戦していくでしょう。
飽きっぽい面があるので、熱しやすく冷めやすい傾向にありますが、何をやってもコツをつかむのが早いので、多才となります。
国内はもちろんのこと、海外で活躍する可能性も非常に高いでしょう。
終点の向きの違い
旅行線の終点が上向きになっている場合は、旅をすることで運勢が上向きになることを意味しています。
運気が低迷しているときに旅行をすると、運気が上昇していくので、幸運をつかみやすくなるでしょう。
また、運気が好調のときに旅行をすると、運気はより一層上昇するため、大成功をおさめる可能性が非常に高くなります。
引っ越しや出張といった旅行以外の移動でも、運気が好転するきっかけとなるでしょう。
海外旅行や、海外赴任なども幸運につながるようです。
一方で、旅行線の終点が下向きになっている場合は、一箇所に留まり続けることで運勢が下向きになることを意味しています。
旅や移動をすることで運気は上がるのですが、同じ場所に長く居続けると、つかんだ幸運を逃しやすくなるようです。
常に動き回っているほうが、開運につながる相といえるでしょう。
引っ越しや出張などの回数が増えると、見識が深まるので、成功をおさめやすくなります。
まとめ
旅行が嫌いな人でない限り、旅を楽しめる上に運も開けるこの相は、最高といえるのではないでしょうか。
もし、旅行線があらわれていて、しばらく旅行に行けていないという人は、積極的にいろいろな土地へ出かけてみてください。
驚くような幸運が、旅先で待っているかもしれません。