陰徳線
陰徳線とは『金星丘』と呼ばれる親指のつけ根下の膨らんでいるエリアの下部に伸びる複数の縦線のことです。
短い縦線の場合は『カリスマ線』という別の相になりますが、長い縦線の場合は『陰徳線』となります。
また、陰徳線は最低でも2本から3本、またはそれ以上に複数あらわれるとされており、濃い線でなければ陰徳線とは見なされないため、長く濃い縦線が2本以上あれば陰徳線といえるでしょう。
この陰徳線があらわれている場合は、奉仕の精神があることを意味しています。
“陰徳”とは“人の知らないところで密かに取り組む善行”を意味するため、陰ながら徳を積むように、人知れず善い行いをしたり、損得勘定抜きで人のために尽力するサインです。
よって人からの注目を集めたり、何かしらの見返りを求めることは決してなく、黙って善い行いをします。
面倒見が良く世話好きな気質なので、家庭や社会に対してもよく尽くし、一生懸命働くでしょう。
良妻賢母の相ともいわれており、母親となっている女性に多くあらわれるようです。
また、陰徳線の数が多ければ多いほど自己犠牲の傾向が強いとされています。
仕事では、人の上に立つ立場ではなく、リーダーの片腕となって陰で支える立場となるでしょう。
世のため人のためとなるようなボランティア活動に励む可能性も高いです。
手相占いにおいて、陰徳を積むことは本人の開運につながるとされているため、陰徳線があらわれている人は、すでに絶好調の運気となっているはずですが、たとえば、公共の乗り物でご老人に席を譲る、道端に落ちているゴミを拾ってゴミ箱に捨てるなど、日々のちょっとした善行を陰ながら実践し続けることで、運気はさらに上昇していくでしょう。