龍神様といえば、古来より日本各地で信仰されてきた神秘的な存在ですが、手相占いでは、龍神様に守られていることを示す『昇り龍線』という相があります。
しかしながら手相鑑定士によっては、この昇り龍線以外にも、龍神様に守られていると見なされる相があるようです。
今回は、龍神様に守られているとされる手相を5つご紹介していきましょう。
昇り龍線があらわれている
『昇り龍線』とは、親指と人差し指の間から手首に向かって弧を描くように伸びる『生命線』上から、上向きの線が3本以上伸びている相のことです。
別名『龍神線』とも呼ばれているこの相は、『開運線』の一種であり、龍神様に守られていることを示す相として最も有名な大吉相でもあります。
昇り龍線があらわれている場合は、苦労や努力が報われて幸福が訪れるサインです。
龍神様のご加護によって、良縁に恵まれたり、あらゆる物事が順調に進むとされており、人とは異なるずば抜けた才能に恵まれているため、自分の行い次第では、どんな夢でも叶えることができるでしょう。
辛い時期があったとしても、運気は年々上昇していく傾向にあるため、向上心を持ち、前向きに過ごしながら、いろいろな物事にチャレンジすることが大切です。
なお、昇り龍線がハッキリと濃くあらわれ、長く伸びている場合は、強運の証であると同時、自らの目標が明確な人にあらわれるとされているため、目標に向かって邁進し続けることで、大きな成果を出し、望んだとおりの未来を手にするようです。
一方で、昇り龍線が薄くぼんやりとあらわれて、短く伸びている場合は、目標達成までには長い時間がかかったり、更なる努力が必要な人にあらわれるとされていますが、途中で挫けることなく、粘り強く取り組み続けることで、必ず大きな成果を出すとされています。
龍形の運命線があらわれている
手首から中指に向かって手のひらの中央を縦断するようにまっすぐ伸びる『運命線』が、くねくねと蛇行しながら長く伸びている場合は、回り道の多い人生となることを意味しています。
手相鑑定士によっては“形状が龍のように見える”ということで、龍神様から守られている吉相とされており、龍神様に色々な試練を与えられて紆余曲折を経るものの、それらを乗り越えていく力があると考えられているようです。
しかしながら大半の見解では、頑なな性格が災いし、障害の多い道を選んでしまう凶相とされているため、転職や引っ越しを繰り返したり、そのせいで生活力や収入が低くなったりすることが考えられるでしょう。
また、人の意見に耳を傾けず、自分本位のやり方で進もうとするため、知恵や工夫といった生きる術を見つけ出す能力が低い傾向にあります。
特に、この相が薄くあらわれていたり、切れ切れになってあらわれている場合は、迷いや不安定さがより強くなり、一つの物事に注力することが難しく、浮き沈みの多い人生となるようです。
まずはどんなに小さなことでもよいので、やりがいのあることや、熱中できることを見つけることから始めましょう。
なお、この相が、小指の下から人差し指や親指に向かって手のひらを横切るように伸びる『感情線』で止まっている場合は、いつも途中で挫折したり、何事も中途半端に終わってしまうなど、大成することが難しい凶相となるため、物事が続かない原因を探したり、自身の性格を見直したりするなどして、同じ失敗を繰り返さないよう努めることが大切です。
二重感情線があらわれている
『二重感情線』とは、『感情線』が2本伸びている相のことで、通常の感情線の上に平行にあらわれることが多いとされています。
手相鑑定士によっては、“同じ相が2つあるということは、もう1つの存在のサポートを示す”とされ、龍神様から守られている吉相と考えられているようです。
二重感情線があらわれている場合は、愛情や情熱が通常の人の2倍備わっていることを意味しています。
感受性が豊かで、人の気持ちや場の空気を読み取る能力に長けているため、周囲から信頼されることが多く、良好な対人関係を築けるでしょう。
ただし、自分のことになると、深く考えすぎてしまい、臆病になってしまったり、上手に立ち回れなかったりする傾向があるため、何事にも自信を持って取り組むことが大切です。
もし、なかなか自信を持てない場合は、龍神様からのご加護があると信じてみるとよいでしょう。
二重生命線があらわれている
『二重生命線』とは、『生命線』に沿って、もう1本の線が伸びている相のことで、このもう1本の線のことを『副生命線』といいます。
こちらも『二重感情線』同様の理由で、手相鑑定士によっては、龍神様から守られている吉相と考えられているようです。
なお、副生命線だけが極端に薄く細い場合や、極端に長かったり短かったりする場合は、二重生命線ではなく『パートナー線』や『情愛線』といった別の相となる可能性があるため、見極めに注意してください。
二重生命線があらわれている場合は、生命力が通常の人の2倍備わっていることを意味しています。
特に、副生命線が生命線の外側にあらわれている場合は、より長寿の傾向が強いとされていますが、生命線の内側にあらわれている場合であっても、生命力が通常の人よりも強いことに変わりはなく、長生きするでしょう。
怪我や病気をすることはほとんどないとされ、仮にしたとしても、回復が早く、多少の無理も利くようです。
また、肉体的な強さだけでなく、精神的な強さもあるので、大成しやすいとされています。
太陽丘に太陽線や星紋があらわれている
『太陽丘』とは、薬指のつけ根下のエリアのことで、『太陽線』とは、この太陽丘に向かって伸びる縦線のことです。
また『星紋』とは、同じ太さの短い線が3本交差し、アスタリスクのような模様を象っている相を指します。
これらの相はどちらとも、物事の成功、幸運の訪れ、スター性があることを示す相であることから、手相鑑定士によっては“龍神様からのサポートがあることを示す”と考えられているようです。
太陽線は、起点の位置や本数、線の濃さや長さによって意味が変わってくる相ですが、ハッキリと綺麗にあらわれている場合は、数々の幸運に恵まれ、華やかな世界で活躍することを意味しています。
人気や名声を得て、社会的に成功し、お金持ちになる可能性が高いといえるでしょう。
太陽丘に星紋があらわれている場合は、思いがけない幸運に恵まれたり、突然の大金を手にすることを意味しています。
突然の臨時収入や、収入アップが期待できるほか、特に努力していなくても自然と人が集まってきたり、モテたりするようです。
まとめ
これらの相があらわれていた人は、仮にうまくいかないことがあったとしても、龍神様に守られていると信じつつ、うまくいかない原因を見つけて改善するなど、前向きに取り組むとよいでしょう。
逆にうまくいっている人は、龍神様に感謝しつつ、日々努力している自分を褒めてあげることも忘れないでください。