女性の社会進出とともに未婚率が上昇している現代の日本では、従来通り結婚する人、結婚したいけどできない人、結婚したくない人、さまざまな人がいます。
『結婚しないと幸せになれない』『結婚して初めて一人前になる』といった考え方は、もはや時代遅れなのかもしれません。
今回はおひとりさまな生き方に向いている手相を5つご紹介しましょう。
感情線が直線的で短い
小指の下から人差し指や親指に向かって手のひらを横切るように伸びる感情線が、直線的に伸びていて中指の中心よりも短い人は、クールなタイプです。
物事に深くこだわらない性格なので、対人においても密なコミュニケーションやベタベタした関係を好みません。
ひとりのほうが気楽と考える傾向が強く、独身でいることで精神的な安定を得ることができるでしょう。
結婚すると気疲れしたり不自由さを感じて離婚する可能性が高いので、結婚する場合は、自分と似ているタイプの人とするか、別居婚や週末婚にするなど、適度な距離を保つ工夫が必要です。
運命線が生命線から伸びている
手首から中指に向かって手のひらの中央を縦断するようにまっすぐ伸びる運命線が、はっきり濃くあらわれていて生命線上から伸びている人は、独立心が強いタイプです。
人を頼りたがらない性格で、実際に何でもひとりでこなす能力を持っています。
仕事に注力する傾向が強く、精神的にも経済的にもパートナーを必要としないため、結婚しなくても満ち足りた生活を送ることができるでしょう。
結婚する場合は、陰ながらしっかり支えてくれるタイプの人がお勧めです。
嫉妬深いタイプや甘えん坊なタイプとは、窮屈さを感じてやっていけなくなるでしょう。
土星環がある、または土星丘が膨らんでいる
土星環とは、中指のつけ根下の領域を囲むように弧を描いて伸びる半円状の線のことです。
また、中指のつけ根下の領域のことを、土星丘といいます。
土星環があらわれている人や、土星丘が膨らんでいる人は、自分の世界を大切にするタイプです。
繊細な性格で、どんなに大好きなパートナーであっても自分の心に土足で踏み込まれることを好みません。
孤独を望む傾向が強く、ひとりの時間がなければ耐えられないため、結婚してパートナーと同居する生活になると、ストレスを感じることが多くなります。
ひとり遊びも上手なので、独身を貫いても十分幸せに暮らすことができるでしょう。
結婚線がない
結婚線とは、小指のつけ根下に伸びる横線のことです。
この相が全くあらわれていない人は、結婚に関心がないことを意味しています。
結婚よりも大切と思える物事があり、そのことに生涯没頭し続ける可能性も高いでしょう。
人生において結婚を重要視しておらず、結婚=幸せとも考えていないため、独身でいることに不満や疑問を持たず、ひとりでも着々と幸せに生きていくタイプです。
結婚する場合は、国際結婚や事実婚など、風変わりなスタイルが向いているでしょう。
また、結婚線があらわれている場合でも、長さが短く、先端が急激に上がっている人は、仕事に生きるタイプで、パートナーがいなくても充実した生活を送ることができます。
4大基本線が鮮明にあらわれている
手相占いでは『4大基本線』または『基本4線』と呼ばれる4つの相があります。
1つは、小指の下から人差し指や親指に向かって手のひらを横切るように伸びる感情線、2つ目は、親指と人差し指のつけ根の間から手のひらを横切るように伸びる頭脳線、3つ目は、親指と人差し指の間から手首に向かって弧を描くように伸びる生命線、4つ目は、手首から中指に向かって手のひらの中央を縦断するようにまっすぐ伸びる運命線です。
これらの相がどれもはっきりと濃くあらわれている人は、家庭に収まりきらないタイプといえるでしょう。
はつらつとした性格で、主体性が高いため、人を頼らずに生きていけるだけの精神力を持っています。
仕事や趣味など、結婚以外のことに人生の価値を見出す傾向も強いので、パートナーと共に暮らして小さくまとまるよりも、独り身のまま広がりをもって生きるほうが、幸せを感じるでしょう。
まとめ
何より大切なのは、誰かのためではなく、自分自身のために選択して生きることです。
結婚を選んで幸せになる人もいれば、独身を選んで幸せになる人もいます。
結婚はあくまで法制度のひとつに過ぎず、強制ではないことを忘れないようにしましょう。